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騎士候補生少女譚  作者: 柳生 劣情(文章)&春畑 晴燕(設定)
第一章 ある日の彼女たち
4/71

憧憬

 エイリス分舎学寮。夕刻。

「うう、ほっぺた痛い……」

 ベッドからテーブルに移ったサヤは、マリナに打たれた左頬をさすりながら涙声で呟く。

 彼女のビンタは、ユキノヲの高速剛剣よりも威力が強いのかもしれない。

「自業自得よ、もう……!」

「あはは、マリナは厳しいなあ……」

 サヤの隣に座るマリナは、相変わらず不機嫌だった。

 ただ、衝動的に手を上げてしまったことへの蟠りもサヤは彼女から感じ取っており、余り気にしないようにと少しおどける。

「かわいそうなサヤ。なでなで」

 次いで向かい側に座るフィーネがとても楽しそうに、サヤの頭を撫でる。

 もちろん、それはマリナをからかうための行為であり。

「そして、フィーネは接触禁止!」

 マリナが吠えると同時に紙縒りが宙を舞い、フィーネの両手首に巻き付き縛る。

 魔力を籠めた紙に古代文字を刻み特定の効力を発揮させる文書魔術。マリナの得意とする術式である。

「えー」

「フィーネぇ……少しは反省して?」

 サヤは呆れてへにゃりと笑いながら脱力する。

 手を縛られてもフィーネは顔はいつものようににこにこと微笑んでいるし、こんな下らない魔術の使用例は初めて見た。

 そんなかしましい夕刻時に、入口のドアをノックする音が加わる。

「イフジさん、いるかしら?」

 馴染みのある、女性の声。

「あ、はい。います!」

「失礼するわね」

 サヤの返事を受けて入室したのは、史学教官のコーデリア・フーヴァーだった。

 入室者が教官であることを認めた三人は、起立して客人を迎える。

 そして更に。

「失礼する……」

 コーデリアの後ろから、ユキノヲが現れた。

 衣服は教練と同じ濃紺の胴着袴。顔も変わらず険しいものだが、どことなく悔悟じみたものを感じさせる。

「オキ教官……!」

 午後の教練でサヤが手合わせをし、敗北した相手。

 その彼女が、自室を訪ねてきた。

「ユキノヲがね、どうしてもイフジさんに話したいことがあるって言うの。私は付き添い。それで――」

 コーデリアは笑顔を見せながら、視線をマリナとフィーネに向ける。

 その視線を感じ取ったマリナが、不安げに尋ねた。

「あの、私たち、外した方がいいですか……?」

「ごめんなさい、ふたりとも。そうしてくれた方がユキノヲも話しやすと思うわ」

 申し訳なさそうな顔をしながら、コーデリアが首肯する。

「わかりました。では、私たちは外します。マリナもいいよね?」

「ええ……では教官、失礼いたします」

 ふたりは少しだけ顔を見合わせ、すぐに結論づけた。

 なんだかんだで、マリナとフィーネは息が合うことが多い。

「イトとカティの部屋にでも行く?」

「そうね。イト達にもサヤの様子を教えた方がいいし」

「あと縛ってるの解いて?」

「それはイヤ」

 他愛のないことを言いながらマリナとフィーネが部屋を後にする。

 部屋に残るのは緊張気味のサヤ、仏頂面のユキノヲ、困ったように笑むコーデリアと相成った。


    *


「教官方、どうぞ椅子に座っていただいて……」

 マリナとフィーネが座っていた席につくことを教官達に勧めようとするが、サヤが言い終わる前に、ユキノヲは頭を下げた。

「今日は、すまなかった」

「……!? 教官、そんな、わたしは……!」

 ユキノヲの行動に、サヤは仰天する。

 彼女が謝罪しているのは、今日の術式科教練のことだろうとサヤには推定できた。

 しかしながら、手合わせであれば、相手の技を受けて昏倒することだって十分にある。それは候補生同士の訓練でも時折発生することではある、況んや教官相手をや。

 そもそも、気絶したのは自分の腕が未熟だからこその結果である。

「謝るべきはわたしの方と言いますか、むしろ、手合わせをしていただいたオキ教官にお礼をすべきと言いますか……」

 サヤにとっては自身の未熟さをユキノヲに謝罪する、或いは力量差があるにも関わらず手合わせを行ってくれたことに感謝することはあれど、ユキノヲが謝罪する理由がない。

「どうして、オキ教官は、このようなことを……?」

「立場を弁えずに、本気を出してしまったからだ」

「あの、それはどういう……」

「ふふ、やっぱりイフジさん、困ってるじゃない」

 コーデリアが困惑するサヤを見て、ユキノヲを窘めるように笑んで続けた。

「手合わせで倒れるなんて騎士学校ではよくあることだし、イフジさんたち候補生はみんな承知の上だって言ったのだけど……ユキノヲは結構気にしちゃったみたいで。子供っぽいの、彼女」

「あのな、お前……」

 ユキノヲは頭を上げ、眉間に皺を寄せながらコーデリアに視線を送る。

 ふたりの遣り取りに、サヤは目を丸くする。

 ユキノヲは術式科、コーデリアは座学科の教官で、一緒に居合わせる場を見たことが無かったものの、両者の間に流れる雰囲気で彼女たちは相当に親密であるのだろうと察しがつく。

「いや、コーデリアはどうでもいい」

 軽く咳払いし、ユキノヲは語る。

「少し自分を語る。許せ」

 言いながらユキノヲはテーブルにつき、その隣にコーデリアも着座した。次いでサヤも座る。

「イフジ、私は――お前の姉に叩きのめされたことがあるんだ」

「はい……? え……? えー!?」

 ユキノヲの口から予想外の言葉が告げられ、サヤは思わず声を上げる。

 姉とはつまり、アヤノのことである。

「お姉ちゃ……いえ、姉はオキ教官と戦ったことがあるのですか!?」

「ああ、その通りだ。八年前、イフジの姉が優勝した王都剣術大会、あれに私も出場していてな……その、だ……」

 中途でユキノヲが口ごもり、サヤから目を下方に逸らす。

「初戦の対戦相手がイフジさんのお姉さん、アヤノさんだったのよ。で、負けたの、ユキノヲが」

「……そういうことだ」

 コーデリアに言われて、ユキノヲは気恥ずかしそうに少し俯いた。

 彼女の肌は取り立てて白いので、頬に挿した赤みが際立ち目立つ。

「その時のユキノヲは十七歳。今のイフジさんたちと同じ年齢ね。私たち騎士候補生の中では最強だって評判だったのよ。そのユキノヲが一回戦で敗退したのだから、みんな驚いていたわ」

 コーデリアが補足する。彼女の言い方から、どうやらユキノヲとコーデリアは騎士候補生時代から見知った仲らしい。

「コーデリアの言うような評価は確かにあった。そして、私自身も剣力に自負があった……いや、驕りがあったとするのが正しいか」

 ユキノヲは視線をサヤに戻し、続ける。

「その驕りを見事に、お前の姉に打ち砕かれてな。騎士候補生でもない、年下の相手に、だ」

「それはもう大負けだったのよ。ユキノヲの技は全て受けられて、一太刀も浴びせられなかったのだから」

「ああ、本当にそうだったよ。酷いものだった」

 ふっと、ユキノヲは微笑んだ。

 自分と手合わせをすることを決めた時のユキノヲの表情から感じたものと同じだった。

「だが……学ぶことが多い良い試合だったとも思っている。イフジの姉は剣を交えていて、楽しい相手であった。あの時からお前の姉を超えることが、私の中の目標になったんだ」

「……!」

 姉を目標としている。

 自分よりも格上の剣士であるユキノヲから、その言葉が出たことへの驚きと、誇らしさがサヤの内に広がる。

「それは今でも変わらなくてな、それで……」

 ユキノヲの表情が微笑から、また険しいものに変わる。

 但し、そこからは気恥ずかしさや躊躇いめいたものがはっきりと感じられた。常に仏頂面に見えて、その実こうやって正面から対話すると彼女は存外表情豊かであることをサヤは識った。

「……イフジの姿が、あの時のお前の姉とよく似ていてな……昔を思い出してしまった」

 だから、本気を出してしまったのだと、ユキノヲは言外に示していた。

「わたしが、姉に、ですか……?」

 ユキノヲの言葉に、心臓が引き締まるような感覚を抱く。

 自分の憧れであり目標としている姉と似ている。それはサヤにとっては最大の讃辞であった。

「ああ。姉妹だけに容姿も似ているが、それだけではない。太刀筋、気迫、足捌き……それらがよく似ていて、あの時の戦いを思い出したんだ。それで、本気を出してしまった……イフジは教え子にも関わらず、だ」

 言葉を続けながら、ユキノヲは徐に椅子から立ち上がり。

「あの技は候補生に対して放つものではない。明らかに教官としての矩を越えた振る舞いだ。許してくれ」

 そしてテーブルに両手をついて再度謝罪した。

「だから頭を下げないでください、オキ教官!」

 話が始まる際と同じような遣り取りをするユキノヲとサヤを見て、コーデリアが窘めるように優しく言った。

「ね、言ったでしょ。ユキノヲは自分の行動を気にしがちで子供っぽいのよ。彼女の我が儘に付き合わせちゃってごめんなさいね、イフジさん」

「いえ、そんな……」

「ユキノヲも、イフジさんは気にしていないようだし、これでいいと思うわ」

「ああ……」

 コーデリアの言葉を受けて、ユキノヲが姿勢を戻し椅子に座り直す。

「では……私からは以上だが、イフジから何か言いたいことはあるか? 何を言っても構わない」

「教官、それでしたら……」

 今日の手合わせのことを、サヤは思い起こす。

 ユキノヲが脇構えをしたと思ったら姿を消し、自分の後ろにいることに気付くと同時に激痛を感じて倒された。

 その時の彼女の技はどのようなものか、受けたサヤ自身にも検討がつかない。

 ならば、折角だし。

「あの、わたしが倒れた時に受けた技は、どういったものでしょうか?」

「ああ、あれか……」

 サヤの質問に、ユキノヲはどう説明しようかと少し思案し、続ける。

「床を蹴っての左切り上だ」

 曰く、脇構えから床を蹴って跳躍し、中空ですれ違いざまに左切上を浴びせる。

 至極単純な――故にこそ、高度な身体能力と鍛錬を要する技であることをサヤは理解した。

「“瞬望(しゅんぼう)”という、騎士候補生の頃から私が使っていた切り札だ」

 脇構えから放たれる速剣“瞬望”。

 その技は剣を振る速度は勿論のこと、脇構えから切り上げに移る際に剣先を床にぶつけず、かつ相手の身体に剣撃を当てられる絶妙な位置での跳躍や、それを相手の気付かぬうちに行う全身の敏捷性が必須な技法であり――ユキノヲが放つそれは彼女の戦い方という観点から見ると正に切り札と言うべき技である。

 “瞬望”を放つ前のユキノヲの剣は上段からの切り下げを主軸とした高速剛剣の連撃。是即ち猛烈なる攻めの剣。

 高速剛剣の連撃により相手側に攻めの剣の使い手という印象を植え付けた上で、それに似つかわしくない防御の構えたる脇構えを示すことで相手の疑念を誘う。

 疑念を抱いたその一瞬の隙に付けいり、斬撃を浴びせるのがユキノヲの切り札としての“瞬望”。

 手合わせ前よりユキノヲは攻めの剣に特化した剣客という認識を持っていたサヤは見事に、その術中の餌食となった。

 そして、原理が単純な技である以上、仕組みを知っていても相応の剣力が無ければ対応できないものであることも理解できた。

 仮に、ユキノヲの“瞬望”の存在を知った今の状態で戦ったとしても――あの技を防ぐのは困難であると、サヤは結論づけた。

「最も……その切り札も、お前の姉には破られてしまったがな」

 ユキノヲが再度、微笑する。

 負けたことをどことなく楽しげに笑いながら語れる彼女の姿に、サヤは共感めいたものを覚えた。

 この人は、剣術が本当に好きなのだろうと。

 敗北することはわかっていても、剣を交える楽しさが全てに勝ったユキノヲとの手合わせ。同じ感覚を、姉との戦いにユキノヲは感じていたのだろうと。

「他に、聞きたいことはあるか?」

「いえ、ありません。その、本日は本当にありがとうございました、オキ教官!」

 椅子から立ち上がり礼を述べる。

「ああ。また次回以降もよろしく頼むな、イフジ」

「話は終わったみたいね。なら、私たちはお暇するわ」

「はい! お疲れ様でした!」

 再度頭を下げ、ユキノヲとコーデリアが辞去するのを見送る。

 部屋にはただひとりサヤが残された。

 椅子に座る。なんとはなしに顔を上げて天井を見つめる。記憶を整理する。

 サヤにとっては、鮮烈な日であった。

 ユキノヲの剣。そして、かつて彼女が戦った姉の話。

 自分の前から姿を消し、夢に見るほど求めている姉。

「お姉ちゃん、ユキノヲ教官と戦っていたんだ……」

 かつて姉と戦った白い剣士の姿を思い起こす。

 彼女に、負けはした。

 だが、自分を超える剣客相手に、かつて姉と戦った相手に本気を出させた。その相手から、姉に、姉の剣に似ていると評された。

 それが、サヤにとっては途轍もなく嬉しい。

 いなくなってしまった姉に、近づけたという思いを抱くことができて。

「お姉ちゃん、わたしのこと、褒めてくれるかなぁ……?」

 目を閉じる。

 姉に頭を撫でられた、在りし日の景色をサヤは幻視した。


    *

 

 エイリス分舎。夕刻。

 学寮を後にし、別建物である教官棟へ行く途上の渡り廊下をユキノヲとコーデリアが並んで歩く。両者が並ぶとコーデリアの方がやや背が高い。

 候補生間で高い人気を持つふたりの教官が日暮れ時に桜並木を共に歩く姿は、ミーハーな候補生が目撃したら密やかに黄色い声を出すであろう。しかしながら、今は彼女たちの姿を見る者もなく。

「知らなかったわ、貴女がイフジさんのお姉さんを目標にしていただなんて」

「……この話を誰かにするのは初めてだったからな」

 素っ気なく答えるユキノヲに対し、コーデリアはからかうように言った。

「少し、妬けてしまうわね」

「馬鹿を言え。八年前に戦ったきりで、あれ以来会ったこともない……」

 ユキノヲが語気を強める。彼女の声色には、何処か弁明めいたものがあった。

「なら、どうして私にも秘密に?」

「それはだな……お前に――変な誤解をされたくなかったんだ……」

 少し不機嫌そうに、恥ずかしそうに言い、ユキノヲはコーデリアから目を逸らす。

 彼女の仕種にコーデリアはくすりと笑った。

「本当に強情ね、ユキは」

「……何とでも言え」

 そこが貴女の可愛いところなのだけれども、と付け足そうとしたが、コーデリアはそれを止める。

 サヤに対して謝罪した時よりも、ユキノヲの頬が赤く染まっていることをコーデリアは視認していた。


    *


 エイリス分舎共同食堂。夕食時間。

 一日の座学・教練が終了し、残りは入浴と自由時間、もとい自習時間と就寝となる。

 故に食堂内は朝食、昼食時よりも活気があり、かつ、開放的な雰囲気に包まれる。

「サヤ、具合どう?」

 東端のテーブル。

 もそもそと夕食のパンを食べながら、カティが向かい側に座るサヤに尋ねる。

「ん、まだ痛むけど平気だよー。明日も普通に教練できそうかな?」

 サヤがにへらと笑い答えると、カティの左に座るイトがほっとしたような顔をする。

「そっか、よかったぁ……びっくりしたんだよ、サヤちゃんが倒れたの」

「心配かけてごめん。あと部屋に運んでくれてありがとね、イト」

 サヤがイトに笑顔を向けた後、右隣に座るマリナが小声でサヤに訊ねた。

「ねえ、サヤ、ユキノヲ教官とはどんな話をしたの……?」

 サヤは少し考え、答えた。

「うーん……ごめん、それはちょっと言えない、かな。あはは……」

 マリナとフィーネに席を外した後の話のため、ユキノヲの意を汲めば話すべきではないとサヤは判断したが、姉の話はできうる限り、自分の内にだけ留めておきたいという思いもどこかにあった。

「まあ、それもそっか。席を外してほしいって言っていたものね」

 マリナは納得した様子であるが、少し残念そうでもあった。

 フィーネはその会話を聞いているのかいないのか、口は挟まず相変わらずにこにことしている。

 そして、背後から快活な声がかかる。

「おーい、サヤー!」

「げっ、ダイアナ!?」

 ユキノヲの熱心なファンである候補生のダイアナ。

 そう言えば、昼食の時に彼女から今日のユキノヲがどんな感じだったのか教えてほしいと言われていた。

「ユキノヲ教官と手合わせしたんだって!? マジか!」

「うぐっ!」

 防御態勢をとる前に、駆け寄ったダイアナがサヤの背後から左腕で首をロックする。

 既に左腕に若干力が込められており、サヤは軽く呻いてしまう。

「うん。すごかったよ、サヤちゃんと教官の試合」

「こんのー、羨ましいぞー!」

 イトの言葉を聞いて、ダイアナはサヤの後頭部に右拳をぐりぐりと押し当てて攻撃する。

「イタタタタ! ダイアナ、ストップ! まだユキノヲ教官にやられた傷が痛む!」

「あっ、ごめん、サヤ!」

 ぱっとダイアナはサヤから両手を離した。

 別に頭は打たれてないのであるが、ダイアナの攻撃を阻止するために嘘をついた。

 手合わせを見ていたイトはサヤの嘘がわかっているため苦笑いをしている。

 しかし。

「サヤがユキノヲ教官に打たれた場所、頭じゃないよね?」

「ちょっ、フィーネ!」

 フィーネの唐突な暴露。

 それと同時に、ダイアナが再度、左腕でサヤの首をロックして後頭部に右拳をぐりぐりと押し当てる。

「なぬ? よくも騙したな、サヤザエモンめ!」

「痛い! 純粋に痛いからやめろー! というか何だサヤザエモンって!?」

 ダイアナの攻撃が再開され、食堂内にサヤの賑やかな悲鳴が響いた。


(第一章 了)

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