史上最悪の日
2019年7月8日月曜日
大学病院34回目の診察
発症から364日目
今年は去年に比べて涼しい梅雨が
続いている
今日も涼しい曇り空
とうとう1年経った
流石に1年くらい経ったら良くなるのだろうと
漠然と思っていた、
が、しかし
今持って充血と痛みと腫れに苦しんでいる
毎日書く日記の書き出しは
「アメーバはもう居ない、充血も治まり
痛みも無くなる、ありがとうございました」
祈る思いを書き綴る
悪化はしてないぞと
自分自身を慰める日が相変わらず続いている
痛みが無くならないのが憂鬱で仕方がない
若手男性医の診察の後、主治医の診察を受ける
改善が見られる点と少し悪化している点の
両方が診られるそうだ
ドキドキして次の言葉を待つ
やはり、アメーバがいるか居ないかで治療の
流れが大きく変わるため掻爬しておきませんか?
と尋ねられる
覚悟はしていたので、わかりました、と答える
手術を待つ時間が辛い
何度もシステマ呼吸をする
※最近知った痛み止め呼吸法
次に呼ばれた場所が手術室ではなく
回りがガヤガヤしているカーテン越しの
処置室だった
「え?ここで?やるんですか?」
つい不安になって確認する
何の説明もなく、「はい、ここです」と言われる
手術は2人の若い男性の先生に主治医が
指導と説明をする形で始まった
例の如く、眼を開く為に固定する金具が痛い
カーテン越しの横のベッドで小さな子が
何の治療をしているのか分からないが
ずっとギャーギャー泣き叫んでる
こっちは、まるで大学の授業のように
先生が生徒に細かく教える形で
手術が進んでいく
まるで、戦場の救急テントの中で
治療をされているような気分だ、最悪!
嵐の様な時間は終わり
フラフラと治療室を出る
お会計を済ませ、麻酔の切れた
右目の切り刻まれる様な痛みを
我慢しつつ、朦朧と帰路につく
〜つづく