+++第十一・一話:ある配達員の独白
こんにちは!突然ですが皆さんは、郵便をご存じですか?ロワーヌ王国では最近、魔法を活用した荷物の運送が、一般人の間でも普及し始めました!
(これ、結構すごいことなんです‼)
と、言っても王国全土となると・・・・とても広いのでまだまだ試験的なサービスです。それでも、大きな街や王国軍の駐留地では、かなり便利として人気が上昇中!!なにを隠そう――――私【トラーレ・マルベリー】は王都南西、通称第43番地区にてそんな郵便配達員として働いているんです!
(・・・・ちなみに、第43地区の配達員は私一人だけで、けっこう忙しいです)
そして、大変なのはそれだけじゃなくてですね。郵便って、みなさんその多くは手紙に加えて贈り物を添えたりしますよね?ある日は花束・・・・そして小さな熊の人形。これは小さなお子さんでしょうか、心が温かくなります!まあ、そのように可愛らしいものが多いんですけど・・・・。
(この地区来てから、変なものを扱うことが多くなったんですよ)
この間なんてやけに重いなと思って運んでいたら、中から赤い液体が!?
怖いなぁ~、怖いなぁ~。
「――――そして今日!!」
ものすごくでかい!それにめっちゃ重い!!こんなの魔法使わなかったら絶対持てない、無理無理絶対ムリ。
「――――で、です。私耐えきれなくなってぶつけちゃったんですよね~」
箱も壊れてなかったし、ああ良かったと思って。そしたら、どうなったと思います??
はー。
中から聞こえてきたんですよ!
「―――――――痛てッ!」
たしかにそう言いました!!もう私は知りません、怖くて玄関先に置いてきちゃいましたけど、知りませんから‼
い、以上!ご報告でした!!
*第十二話につづく




