表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
すぽっとライトが光る  作者: karina
15/40

行動

本当は義昭としたかった、というのが本音。

でもそんなことを、今更、未練たらしく、馬鹿みたいだ。


彼はタイにいて、しかも、

終わりを望んだのは、義昭の方なのだから。



長時間風呂に入りすぎてしまったせいか、のぼせそうになり、湯船から上がる。

髪と身体を洗い終え、パジャマに着替えてドライヤーで髪を乾かす。

ドライヤーの、ごぉーっという音と共に、少し孤独の風が吹いた。


「あー。寂しいなぁ。彼氏欲し」

そういえば今日飲んだメンバーでパートナーいないのって、私と、シュンくらいか。

ユウスケもヒロも彼女いるし、リエも長く付き合ってる彼氏がいる。

「こんな自粛生活で出会いなんて無いじゃん。つら」

髪はすでに乾いていたので、ベッドに戻る。

ボデイクリームを身体に塗り、ベッドに入った。

どうしようもないもんな。外出もできないし、出会いなんか無い。

この時期は婚活は諦めよう。

電気を消し目をつぶった。

***


最近目覚めの時間が早くなった。残業も無くなり、規則正しい生活を送れるようになったからだろうか。

とにかく目覚めが良い。朝は近所をウォーキングすることが最近の日課になっていた。

こんなにウィルスによって社会が変化しても、太陽は通常通り、日差しを注いでくれる。

朝のぱりっとした空気の中、大きく深呼吸し、ウォーキングをする。

もちろん、今大好きな人気韓国アイドルグループSEVSを音楽を聴きながら。

一時間ほど歩き、空腹感を感じながら自宅に戻る。

今日の朝食はオムレツとヨーグルトとバナナにした。

朝は今まで抜いていたけど、ゆっくり自宅で過ごすようになってからは、朝食をしっかり取るようになった。

ネットで取り寄せしたバニラマカダミアフレーバーのコーヒーを淹れ、香りを楽しみながらゆっくりと朝食をとる。

実は前からこんな風に朝食をとりたかった。

日々多忙だったため、この微かな願望はどこかに埋れてしまっていたのかもしれない。

しかし、今こうして理想の生活を過ごしている。

バニラの香りが漂うコーヒーカップを口に近ずけながら、今日一日の過ごし方をシュミレーションする。

いつも誰かとの付き合いのための外出で、潰れてしまっていた休日。

今、私は自由なんだ。逆に。自粛生活だけど。

やりたいことを思う存分できる!

そうだ。今まで時間がない、で諦めていたことをリストにして書いてみよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ