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握ったら

「ゆっくり噛んで食べなさい、夏鈴」

 アタシは今まで、母さんの言葉をウザいと感じたことはなかった。

「ごちそうさま」

 全部押し込んで皿を片すと、アタシはさっさと風呂に入った。

「なあ母さん、ちょっと頭痛いわ。早めに寝るね」

 アタシは再びしょうもない嘘を吐き、自室へ戻って行った。見えないように頭まで布団をかぶり、ヘッドホンを装着する。はあ、今が冬でよかった。布団を被ってても、そこまで怪しまれることはないだろう。

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