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三章 第十二話 新しい俺と生徒たちの学園ライフの幕開けまで

三章突入です。第十二話です。感想お待ちしております。


「俺も先生としていってやるからさ、『国立亜人魔術専門学校』に通ってみないか?」

 俺の発言に回りは唖然とした顔をした。でもこの案はかなり現実的な方法だと思う。なにせ、あそこは全寮制だし、食費もなんとかなるだろう、だって国が出すし。もちろん俺が出す気なんてさらさらない。

「どうかな?」

「うむ、それは名案だ。君たちがその気になら私のほうでなんとかしよう」

 こうして国王のお墨付きまでもらってることだし。

「この世界での高校生か……、興味あるかも」

 いつも明るい吉澤亜紀。

「でも先生、その学校って簡単に入れるんですか?私たちにこの世界についての知識まったくありませんけど」

 いつも心配性な相川。

「そうだよね~」

 いつも能天気な加藤陽菜。

「それは大丈夫なんじゃないか、だってこの世界の学校にも編入試験があるだろう。この世界なら魔術適正とかなんじゃね?」

いつも……なんともいえない柳場慎。 

うん、ちょっと待て、なんでこいつ入学試験の一つを知ってんの?

「そんなん私たちにあんの?」

 いつもギャルギャルしい牧野結衣。

 別にこいつらのこと忘れそうでやってるわけではない。決して。

 なにか引っ掛かるがこのことは後にしよう。

「多分あるぞ。異世界人って魔力が高いらしいぞ」

「どこのアニメ設定だよそれ」

 小声で小林が突っ込んでくる。とことんまでオタクだなこいつ。まあ俺も向こうの世界で日本に来た時は「はぁ?なんでなん?」って思ったけど。

「ならちょっと試験前に見込みがあるか試してみるか。それと、お前ら全員学校の編入試験受けてみるか?」

「ならちょっと試験前に見込みがあるか試してみるか。それと、お前ら全員学校の編入試験受けてみるか?」

 そういって俺は回りの生徒たちを見た。

 唖然としていた生徒たちだが、しだいに希望がみて取れてくる。

 ……こいつらって意外に大物だよな~……。俺いきなりこんなこと言われたら絶対拒否してるよ。それに比べたらこんな堂々としちゃってさ、先生の俺必要ないんじゃね?

 そんなことを考えながらしみじみとしていると、

「先生、僕らはその編入試験を全員受けようと思います。みんなもそれでいいよね?」

 ナイスイケメン伊藤、さすがはクラスのまとめ役だ。

「異議はねーな」

 普段あんま目立つことしてないのにクラスの実権握ってるタイプの影の支配者、東野。なんでしょう昔どこかで見たような気もしないこともない。あいつ本当に似てんな俺に。まあ俺の場合はそれでリア充グループに行こうとして女子に潰されたけどね、精神的にも肉体的にも(もちろんふしだらな事ではなく)。リア充爆発しろ!

「よし、なら決定だ。国王陛下、訓練場を貸して頂きたく、それと大きめの講習室を。お願いします」

「よかろう」

「ありがとうございます」

 なぜ講習室を借りたかというと、こいつらに魔術知識がこれっぽちもないことが原因である。まあ知っていたりしたらそれはそれで大問題だが。その後教えたことを少しやらせてみせるため訓練場を借りた。

 どんな才能があるのか、今から俺はこいつらの可能性への希望の笑みが止まらなかった。






次の投稿もよろしくお願いします。

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