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霊感の強すぎる私は除霊師(自称)になりました♪宇都宮きさらの悪霊殲滅物語!〜幽霊なんて怖くありません!〜  作者: 獅子王
お祓い巫女のきさらちゃん!

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お昼休みは屋上でご飯♪

午前の授業が終わって昼休みになると、きさらはお弁当を持って1人で特別棟の屋上へと歩いていく。


ぼっち女子のきさらは昼休みの教室が苦手で毎日屋上へと足を運ぶ。


いつも昼休みになると教室では陽キャ達が騒ぐから居心地が悪い。更に女子でぼっちというのはあまりいない為、クラスの女子から『友達のいない可哀想な子』という目で見られるから教室にはいたくない。



これが男子のぼっちならまだ許されるところがあるが、女子でぼっちは数少ない為『可哀想な子』扱いされるのだ。



そんな教室が嫌な為、きさらは早足で屋上に行く。



少し離れた特別棟まで早足で行き、屋上への扉を開けると・・・誰も居ない最高に静かな空間がそこにはあった。



「良かった。今日も誰も居ない♪」


きさらは少しホッとする。この屋上ではたまにカップルがイチャイチャしている事があるから居心地が悪い時もあるのだ。


特に夕方、放課後になると部活を抜け出したカップルがイチャつくから嫌なものである。




きさらは屋上の隅っこにある日陰に入って座る。


その場に座るときさらはすぐに風の心地良さを感じた。


この時間の風はとても気持ち良い。きさらはこの風に当たると気持ちが落ち着く。身体全体がリラックスする感じだ。


きさらは今、この瞬間だけは松山市で1番幸せを感じている。


陽キャ達は騒いで幸せを感じるかも知れないがぼっち女子のきさらは屋上で風に当たる、それだけで幸せを感じるのだ。


誰と共有するわけでもなく、ただ1人で気持ちよくなり幸せを感じる。ぼっち女子の至福の刻だ。



さて、悦に浸っている場合ではない。きさらは持ってきたお弁当を食べる。


きさらは弁当の蓋を開けるとそこには質素な品が沢山あった。


ししゃも、きんぴらごぼう、ほうれん草のお浸し、モヤシを炒めただけのヤツ、梅干し。


ちなみにお米は白米ではなく玄米。農家をしている親戚から玄米が届いたから玄米である。


しかしきさら自身は白米より玄米の方が身体に良いから玄米でも嬉しい。


そもそもお米が高くなっている現在、お米を送ってくれる親戚がいるだけで幸せ者である。




そんな事より皆さんは驚くかも知れないが、きさらのお弁当はおかずが少量でお米がたっぷりとある。


きさらはお米大好きの大食漢。しかしいつもは貧乏で我慢してあまり食べていない。


しかし親戚からお米が届いた今日この時だけは米を大量に食べたくて弁当にご飯をパンパンに詰めてきた。



これが女子高生の食べる量か?と言いたくなるだろう。そもそも大人しい女の子が大食漢なんて想像も出来ないだろう。


でも世の中にはそういう女の子も存在するのである。


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