新しい仲間
行く道を決めようとするマリーは迷いを持って立ち止まっている。
マリーはギルド支部の前にいた。
「入ろうかな・・・」
支部に入ろうか迷っていた。
建物に入ることも、ギルドに入ることもだ。
その迷いがマリーを支部の前で立ちすくませていた。
「どうしよっかな」
そういいつつ心は決まっていた。
ギルドに入りたい。
そう考えていたのだ。
だが、犯罪者紛いの自分に入る権利はあるのだろうか?
シュウジ君に迷惑をかけないだろうか?
と、そのことが心配だった。
いまさら友達の心配なんておこがましいような気がする。
彼には一度さよならを告げたこともあるのだ。
「いまさら・・・」
そういう気持ちはある。
だが、自分にはやりたいことがある。
それを叶えるためにギルドに所属したほうがいいと思っていた。
先日の一件の隠れ蓑になる。
そういう利用を考えているのだ。
「でも・・・」
でももしかしたら、そもそも私に捜査の手は及ばないかもしれない。
何もやっていないし、私自身も証拠も何も残していない。
ロバートというギルド員に目撃されているらしいけれど、私はやってない。
「あ、でも逃げるときにちょっとやったけど・・・」
それも今は何にも音沙汰無い。
それで安心できるかというと、そうではないのだが。
そう考えていると、後ろから声がかけられた。
「あ、マリー。何してるの?上がっていきなよ」
シュウジが声をかけたのだ。
シュウジはマリーに何気なく声をかけて質問する。
「あ、いえ・・・」
マリーは後ろめたさを感じて口ごもる。
マリーは自分が情けなくなった。
いままで決心して進んできたのに、ここに来て一歩が踏み出せないのだ。
怖い。
そう思うところがある。
だがシュウジは笑っている。
「さぁさぁ行こう」
シュウジはそういって強引にマリーを引っ張りギルド支部の扉を開けた。
マリーは戸惑いを覚えた。
いきなり引っ張られるという事実に。
そして手を引かれることに対して安堵を覚えた自分に対して。
もう、強引ね。
心の中で苦笑した。
中に入ると綺麗なお姉さんが迎えてくれた。
「あら?いらっしゃい。シュウジ君。それと可愛い彼女さんは誰かしら?」
彼女は微笑んで質問してきた。
「アリサさんこんにちわ。友達だよ」
「マリー・・・です」
「あら、この前の子ね。いらっしゃい。歓迎するわ」
マリーはアリサに対してお辞儀をする。
「ああ、この前のマリーとか言う子じゃないか!!ギルドに入る気になったか?」
「もう、ロバート。そんなに簡単に決められるわけ無いじゃない!!単細胞の貴方とは違うのよ」
アリサはロバートに注意した。
だが、ロバートは気にすることは無い。
シュウジは振り返って、マリーを見る。
「ようこそギルドへ。マリー」
そういってシュウジは微笑む。
マリーはその場にいる全員の顔を見る。
そして仕方なさそうにため息をついた。
入ってみようかなと思った。
「わかった。シュウジ君がそこまで言うなら入ってあげるわよ」
シュウジは戸惑った。
「え、ごめん急がせちゃった?」
「知らないわ」
そういってマリーはアリサのところに行って紙を差し出す。
アリサはそれをみてマリーに話しかけた。
「ようこそ。ここにはデリカシーに欠ける人も多いけどよろしくね。私がついてるわ」
それに対してマリーは吹き出した。
「ふふ、ありがとうございます。アリサさんでよろしいんですよね?」
アリサは頷いて紙を受け取った。
「今日から貴女は私の家族です」
アリサが新入のギルド員に決まって言う台詞を言った。
そして、ギルドに新しい仲間が増えた。
これにて終了となります。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
また、意見や評論はいつでも受け付けて降りますので気兼ねなくどうぞ。
あとマリーは金髪色白の美少女です。
マリーは金髪色白の美少女です。
大事なことなので(ry
べたでもしゃーない(キリ




