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パラレル・ミィス ~"神"それすなわち…~  作者: 大西ムッタ
二章 再度転生―re^reincarnation―
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十話 青年-youth-

取り敢えずウィンドウを消して声の聞こえたほうを見てみると村人のような格好をした青年が走ってきた。


ここでゲームのルールが適用されるなら…


そう思い青年に意識を集中させると…


良かった。

ここはバグが起きていないままのようだ。


今何が起こったかというと、P・W・OではプレイヤーかNPCかに関係なく目の前にいる人に向かい意識を集中させると、その人の名前・メイン職業という情報が表記された”タグ”という逆三角形のものがその人の頭上に現れるのだ。

プレイヤーかNPCかはタグの色で分かる。

プレイヤーだと白色でNPCだと青色だ。

因みにモンスターでも表示されるが、ここでは割愛させてもらう。


NPCが何か分からない人もいるだろう。

NPC、NPCノンプレイヤーキャラクターとは名前から分かる通りプレイヤーが操っていないキャラクターのことだ。

だが、ファートル社には謎の技術があるらしく、このタグ機能が無いとプレイヤーかNPCか分からないほど高度なAI(人工知能)、Artificial Intelligenceが搭載されている。、


そう、彼らNPCはこの世界で生きているのだ。


勿論失礼なことをすれば怒るし、モンスターに襲われている所を助ければ相応に感謝される。

共にパーティーを組んでモンスターを狩ることだってできる。

家族が死んだら悲しむし、子供が生まれれば大喜びする。


我々プレイヤーは死んでもメイン都市で復活することができるが、彼らNPCは復活しない。

彼らの人生は一つしかないのだ。


だからこそもう一度言う


彼らNPCはこの世界で生きているのだ。


故に


人であり人でない。

人でなく人である。


このような存在であっても、現実世界の人間と同じように敬意を持って話すべきなのだ。

書いてる内にテンション上がって多めになりました(笑)

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