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【リレー小説】ようこそ、我らが非日常!  作者: 淡/暇人/大和/ゆうき/武蔵
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2/9

こんな日常ダメですか?

今回は初めてのリレー小説なので緊張気味の暇人でした。

駄作となっておりますが、アドバイス等頂けると嬉しいです。

「おっはよー! 不健全な男子高校生諸君! 今日も部活のお時間だよー!」


まったく……先輩はなんで部活の時間になるとこんなにも元気なのだろうか……

あ、ヤバイ……あそこの本棚……


「うぁぁ、先輩! いきなりそこのドア開けると本棚がぁぁ!」


僕が止めに行こうとしたその時


「危ねっ……ふぅ……」

「ありがとっ! 和稀!」

「お、おぅ……ひろも気をつけろよ」


野球部の頃の瞬発力は未だ健在のようだ、毎度毎度助けてもらってありがたい。


「寛也、大丈夫?」

「大丈夫! ありがとね、涼!」

「それでー? 誰も私の事は心配してくれないんですね!」


いやいやいや、何言ってるのこの人!?

今本棚倒しそうになったの先輩じゃん!?


「取り敢えず、先輩にはツァーリボンバーですねー」

「裕生! それ部室どころじゃなく学校と日本の一部が葬られちゃうからぁ!」


「そーだ! りょーちゃんー! 理科のノートまとめてくれない?」

「え……あの、書記はノートまとめる係か何かなんですか?」

「まぁ、涼は字とか綺麗だからね」

「それだけでかよ……」


まぁ、涼は僕のノートもまとめてくれてるしここで先輩にやめろとは言えないんだよなぁ……


「あ、先輩、ツァーリは勘弁してあげますからちょっとこっちへ……」

「はいはーい、何々?」


何だ……裕生と先輩が話してるって……

俺が考えていると和稀が先に疑ったようで


「裕生、芽衣さん、隠してるそれ、見せてください?」

「えー? いや、何も隠して無いけど?」

「そうだぞ? かず! 人を疑いすぎるのも」

「先輩方? 本当ですかね?」


俺は机の裏から

かずくん×りょーちゃん。製作・ゆーくん、私共同制作

と書かれた何やら薄めの本を取り出した。


「え……いや、マジ……だって……」

「そそそそうですって」

「俺をあんまり怒らせないでくれますよねっ?」


暫しの無言が続いた……


「ごごごごめんなさいぃぃぃぃ!」


先輩は背後に隠していた本を取り出した


「先輩何ばらしてるんですか!」

「へー? 裕生は俺に隠そうとしてたんだー?」

「いやいやいやいや、そんな事は無いよ!?」


涼と和稀は薄い本を見ながら唖然としていた

うわぁ、すっごい口開いてる……


「芽衣さん! これはどーゆー事ですか!」

「ホントですよ! もうノートまとめたりしませんよ!?」

「ぅぁぁぁごめんなさぁぁぁぁい!」


まぁ、いつも通りの光景かな?


「ぼ、僕も怒りすぎたかな……? ごめんね?」

「いや、俺も先輩の指示に従ってしまい悪かった……先輩にはあとでツァーリボンバーしておくから許しておくれ……」

「ゆーくん!? 私何も言って無いよねぇ!?」

「しょーがないですね……裕生は許すよ」

「えぇ……私のせいなの……?」


いつもどーり、うん。

僕たちのこの文芸部はこれで良いんだ、ふざけてても楽しくほのぼのやっていければ。


「それじゃ、そろそろ真面目に部活、しよっか?」

「えー、まだ遊んでたいよー!」

「まったく……あ、芽衣さん原稿提出遅れてますよー」

「あ、そうそう、芽衣の分の活動記録空欄なんだけど……今日中に終わらせなかったらノートはやらないからよろしくー」

「そうそう、先輩この間言ってた恋愛の短編企画ちゃんと考えてる?」

「み、みんな同時に話さないで……ください」


先輩……自業自得です、とはあえて言わない。

俺は何も言わず調理台に立った


ちなみにこの明桜学園文芸部、何故か多少広くて料理できるほどの調理台……というかもうほぼキッチンがそこに鎮座している。

おかげで僕がここで調理をするのが部活の一部になってしまっている、嫌じゃないから良いのだけれど


「ひーくーん、今日のおやつ何ー?」

「考え中ですよー、甘いものが良いですか? それともおかず的なしょっぱい系か」

「あ、寛也、俺は甘いもんに一票」

「じゃあ俺もかずと一緒で」

「え、じゃあ俺も祐生と同じで」

「じゃあテキトーに作りますねー」


今日も文芸部の調理台は綺麗で使いやすい

我が家のそれよりももしかしたら使えるんじゃ……


15分……いや、20分ほどたった頃か


「終わったぁぁぁぁ!」

「何ですか先輩……ちょっと、調理台の近くで暴れないで下さいまた手切っちゃいますよ!」

「はいはい、芽衣は静かにね」

「りょーちゃん! 終わった! 終わったよ!」

「いや、あの……一か月分の遅れがあるのであと一個お願いしますね」


先輩の絶望を久しぶりに見た気がする……

俺も早く小説の続きを書きたいのだが……


「ひーくーんまだ出来ないのー?」

「急かさないで下さいよ先輩! 今やってるじゃないですか!」

「先輩、企画、早く、まとめろ」

「は、はぃ……」


「ひろー、料理中に悪いんだけど後でここの心理描写教えてくれー」

「はいよー、了解したよっ!」

「あ、先輩、俺ツァーリと男の気持ちしか分からないので後で女性の返答一緒に考えてください」

「分かったよ! 女の子と女の子がいちゃいちゃするお話ならなお更!」


……あ、ブラウニー出来たわ


「ぶ、ブラウニーが出来ましたよぉ……」

「あ、ありがと、ひーくん!」

「先輩が俺の小説を百合百合させようとしてくる……」

「芽衣、活動記録書いて」

「ふ、ふぁぃ、わぁぃまひたぁ」

「先輩……食べながらしゃべらないで……あれ?」

「ん? どうしたひろ?」

「僕の分のブラウニーが無い……」


先輩に冷たい視線が4つ注がれる


「ごごごごごめんなさい!」

「いや、別に良いですけどね?」

「先輩の次のおやつ抜きにしてやれば?」

「か・つ・ど・う・き・ろ・く!」


涼……ちょっと僕怖いんだけど……

今日は綺麗な字で活動記録書こう……


「で、お味はどうかな?」

「うん、美味いよ、ありがとな、寛也」

「よーし、じゃあ俺は恋愛企画用の短編書こうかな」

「わ、私も書きますね!」


みんながバタバタと活動を始める

俺は自分で入れたお茶を飲みながらそれを眺める


「さっ! 今日も頑張ろっ!」


お茶を飲み干し活動を始める


「ひろー? そろそろ始めようぜ」

「うんっ!」


こうして、今日も日常のように非日常が続いて行く……


次は大和さんです! 楽しみです!←

最後に、応援してくださった他四名の作者様に感謝です!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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