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ネットマンション  作者: yiyi
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6/10

question×answer

三人は何も知らない二人に今までのことを説明した。

当然、二人は信じようとしなかった。

リサはある提案を出した。

「ねぇ、携帯でこのサイトに入ってれば安全なら、実際に会わない?」

「実際に会ってれば、誰も殺せないし犯人が分かるかもしれない」

「そう、どうかな?」

「僕はいいけど・・・美由紀ちゃんは?」

「いいよ、私リサちゃんとは友達だし」

「え、そうなの?」

「あれ言ってなかったっけ?」

三人は賛成したが、来たばかりの二人は少し怪しんでいた。

「そんな急に会うなんておかしくないですか?」

「だけど、そうも言ってられないんだ」

説得する伸にリサは飽きれていた。

「それじゃ、勝手に退室すれば・・・もう信じないならいいけど、死んでもいいなら知らないよ」

恐くなった立花光はそこから退室してしまった。


「ちょっと言い過ぎですよ!」

「こんな話、信じろなんて言うのが無理よ。それより今は自分の命の方が大事でしょ」

結局、高校生の田中守も会う事になり、4人は東京都〇〇町の有名なレストランで待ち合わせしお互いを知るためにそこへ向かった。

今までネットの中で住んでいた3人にとっては少し恥ずかしく、違和感もあるが、今は自分の命が狙われており変な感覚になる。

4人そろうと自分の身分が嘘でないことを確認させるために、免許書や学生書を見せた。

「今更これがどうなってるなんて相談したくないわ。とにかくこの出来事を突き止めましょう」

リサはこの出来事が起きてから、仕事を休んでいて内心はムカついていた。

「とりあえず運営者とマンションの部屋をもう一度確認しますか?」

「そうね、まずは運営者を調べましょう」

伸はノートパソコンをかばんから取り出すと、ネットマンションの運営者を調べた。

どうやら運営者は東京都内にいるらしく、四人はその場所へと向かった。

しかしその場所には古びたビルがあり、中は一店舗もなかった。


「どうなってるの・・・」

「たしかに記載されてる住所はここになってますよ」

「これじゃあ、手がかりがないじゃないの・・・」

「それじゃ、一度伸が行ったABCマンションへ行きましょう」

4人はそのマンションへ行き、管理人へ言って部屋の中を見せてもらった。

扉を開けた瞬間、伸たちは驚いた。

「前と違う・・・」

部屋の中には家具など人が住んでいたような雰囲気が残っていた。

「管理人さん・・・これは」

「あぁ~前住んでいた人がね家具はいらないからって置いて行ったんだよ」

リサと美由紀は中に入り、家具を触った。

「この部屋・・・私たちのネットの部屋と同じじゃない?」


中にある物そして置き方がすべて同じだった。

「管理人さん、この部屋を借りていた人の名前覚えてますか?」

「あぁ、たしか・・・工藤和彦(くどう かずひこ)って名前の男だったかな」

その時、4人の携帯が同時に鳴った。

それは部屋に入ってきた人を知らせる音だった。

入ってきた人物の名前を見て4人は凍りつく。


その人物の名は工藤和彦だった。

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