表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
感情共鳴(エモーション・リンク)~学園の女王たちが、冴えない俺を気持ちよくさせるために列をなす理由~  作者: 寝不足魔王


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
84/94

第84話:保健室への立て籠もり。阿久津を奪還せよ

いつもご愛読ありがとうございます。

分断されていた四人が、阿久津君への執着という一点でついに手を組みます。

依存を力に変えた彼女たちの、凄絶な**共謀**劇をご覧ください。


 隔離施設の冷たい静寂を、志乃の乾いた声が切り裂いた。


「……各個撃破は、一ノ瀬の計算通り。でも……私たちは全員、阿久津君の『毒』で繋がっている」


 志乃が、震える指先で隠し持っていた端末を起動させる。阿久津との粘膜接触で得た「黄金の演算光」の残滓をすべて注ぎ込み、遮断結界にわずかな綻び(バグ)を生じさせた。

 その瞬間、凛華、結衣、聖奈の瞳に、絶望を焼き尽くすような執着の炎が宿る。


「……ええ。私の音を、あんな無能たちの管理下に置かせてたまるものですか」

「私の脚は、阿久津君にしか……触らせないんだからっ!」

「救いが必要なのは、私ではなく、あの子たちの方ね。……阿久津君を、取り戻しましょう」


 四人の魔力が、かつてない歪な、けれど強固な**共謀**として一つに溶け合う。

 凛華の氷が施設の電子回路を凍てつかせ、結衣の爆速が警備の壁を肉弾で粉砕する。聖奈が仲間の痛みを肩代わりして癒やし、志乃がすべての監視を掌握していく。


 彼女たちを突き動かしているのは、正義でも誇りでもない。

 ただ一人の少年を「抱きしめたい」「支配されたい」という、剥き出しの飢餓感。


「阿久津君……待ってて。今、迎えに行くから……っ!」


 隔離施設を内側から食い破り、四人のヒロインが夜の学園を駆け抜ける。

 向かう先は、阿久津が囚われている学園中枢。

 誰のためでもない、自分たちだけの「供給源」を奪還するための、美しくも醜い、背徳の反乱が始まった。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

「阿久津君を奪い合う」関係だった彼女たちが、彼を取り戻すために一つになる。

その強すぎる**共謀**は、一ノ瀬の計算をも上回る脅威となって学園を震撼させます。

次話、阿久津君との感動と狂気の再会にぜひご期待ください!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ