第65話:保健室は、聖女と少年の背徳の揺り籠
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志乃の純粋な渇望の後に待ち受けていたのは、聖奈先生の深い「飢え」でした。
大人の包容力で阿久津君の毒を飲み干す、背徳の浄化シーンをご覧ください。
志乃が満足げに唇を離し、充足のあまりふらつく足取りで保健室を後にした直後。
閉じられたカーテンが、再び冷酷な音を立てて開かれた。
「……あんなに激しく飲み干されて。阿久津君、あなたの中は今、空っぽに近いんじゃないかしら?」
聖奈先生が、氷のように冷たく、けれど熱を孕んだ瞳で俺を見下ろしていた。
彼女は白衣を脱ぎ捨て、パイプ椅子に腰掛ける俺の膝の間に、自らの膝を割り込ませる。
「先生、今のを見ていたんですか……」
「ええ。子供の強欲さは残酷ね。でも、本当の飢えを知っているのは、私の方よ」
聖奈先生の手が、俺の頬を包み込む。
彼女のギフトは治癒。だがその本質は、他者の負の情動を吸い取り、自身の魔力へと変換する「浄化」の異能。
今、彼女が求めているのは、志乃との共鳴で昂り、ささくれ立った俺の残熱そのものだった。
「さあ、阿久津君。私の中に、あなたの毒をすべて吐き出しなさい。私がそれを全部、快楽に変えて『浄化』してあげるから……っ」
彼女は俺の頭を自身の豊かな胸元へと抱き寄せ、その喉元に深く顔を埋めさせた。
大人の女性特有の、重厚で甘い香りと、薄い皮膚の下を流れる奔流のような血液の拍動。
俺の内に芽生えた、この聖母を汚し、屈服させたいという猛烈な支配欲。その情動が、聖奈先生の身体へと直接的なパスを通じて流れ込んでいく。
「っ、ぁあああ……っ!! すごい……入ってくる……っ! あなたの荒々しい『支配』が、私の中の痛みを全部……焼き尽くしていくわ……っ!」
聖奈先生の背中が弓なりに逸れ、彼女の瞳は蕩けたように潤んでいく。
保健室という聖域で、教師が教え子の情動に溺れ、自身の欠乏を埋めていく背徳。
志乃の純粋な「摂取」とは違う、すべてを飲み込み、塗り替えてしまうような大人の「浄化」。
俺は、聖母という名の揺り籠の中で、抗いようのない深い依存の沼へと、さらに一歩踏み込んでいた。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
志乃との経口摂取を経て、今度は聖奈先生による最深部の浄化。
阿久津君の情動を巡る争いは、世代を超えた執着へと深化していきます。
四つ巴の戦いが本格化する次話も、ぜひご期待ください!




