第12話:教室の隅で。机の下に隠された奉仕
お読みいただきありがとうございます。
放課後の密室ではなく、白日の下の教室。
誰にも知られてはいけない、机の下の秘密をお楽しみください。
午後の自習時間。静まり返った教室には、鉛筆が紙をなぞる音だけが淡々と響いていた。
だが、俺の隣の席に座る佐藤凛華の様子は、明らかに異常だった。
(……くっ、ああ……っ!)
教科書を見つめる彼女の横顔は蒼白で、額にはびっしりと脂汗が浮かんでいる。
魔力バイオリズムの急激な乱高下。彼女のギフトが暴走しかけ、その反動が激痛となって彼女の体を内側から苛んでいた。
隣り合う席。凛華は震える手で、机の下から俺の制服の裾を掴んできた。
(阿久津君……お願い、今すぐ……。このままだと私、ここで、魔力が爆発して……っ)
彼女の切実な声が、共鳴パスを通じて脳内に直接響く。
俺は周囲を気にしながら、机の下へと手を伸ばした。教科書の影に隠れながら、彼女の膝元、スカートの隙間から覗く熱い素肌に指先を滑らせる。
「っ、ふ、あ……ぁっ!」
指先が触れた瞬間、凛華の体がビクンと大きく跳ねた。
彼女は咄嗟に口を両手で覆い、漏れそうになった悲鳴を無理やり飲み込む。
数十人のクラスメイトがすぐ側にいるという、極限の背徳感。
俺の脳が「バレるかもしれない」という恐怖と興奮で昂ぶるたび、その暴力的なまでの快感が、増幅された魔力となって彼女の最奥を突き上げる。
「……んんぅっ……! あ、ああ……っ」
凛華の瞳はみるみるうちに潤み、焦点が定まらなくなっていく。
机の下で、彼女は俺の手をさらに奥へと誘い、自身の熱に溺れるように身を震わせる。
学園の女王が、授業中の教室で、隣の男子生徒に指先一つで弄ばれ、絶頂の只中で魔力を整えられている。
その事実が彼女のプライドをずたずたに引き裂くと同時に、かつてないほどの濃密な「共鳴」を彼女に与えていた。
最後までありがとうございました。
極限の緊張状態が、二人の共鳴をより鋭く、より深いものへと変えていきます。
周囲の目を盗んで行われる背徳的な「調整」……その危うい空気感を感じていただければ幸いです。




