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どうやら……行ったようね……?
ジ〜っとパテテちゃんの行った、方角を凝視している……。
「どうやら……行ったようね……? ふう〜……」
ポイっと竿をほおりだす……ハルルカ。
更に慎重に辺りを見廻して……コクリと頷き草叢へと消えゆく……。
人、壱人がやっと通れる位の草の道を、熟れた足取りでシャララ、シャララと分け入って行く……。
暫くシャララ、シャララと進んだ、草の道のその先に……角砂糖拾陸萬弐阡個程の木漏れ日が差す開けた場所があり、土塊のチョコレ〜とマウンテンの様な、塚の様なものが歪に凸凹とそそり立っていました……。
グゥメェェェェ……と弐匹の、エラクレス、エラソウオウスと名付けられた、山ヤヤギがハルルカの元へと冷ややかな目線でゆっくりと寄って来ました。
「アンタ達ち! 何馴れ合ってんのよ! ココ! ココ! ココ! ココ! ココ! ココ! 其れにココとココ! 草伸びてるわよ……」
グゥメェェェェ……ムシヤムシヤムシヤムシヤ……。
「さてと……準備しますかね……」




