卵
チャン! チャラ〜チャ!
ランチャ! ランチャ! ラ〜!
チャラ! ラララ〜! ララララ! ラ〜!
「差し足、何チャラ足、忍び足……」
「差し足、何チャラ足、忍び足……」
「止まれ! し〜っ!」
「声、大きいよ? アポ〜鳥に気付かれちゃうよ?」
「大丈夫よ! アポ〜鳥だよ? 卵の代わりに石を置いといても温める、あのアポ〜鳥だよ?」
「物凄く神経質何だよ! アポ〜鳥は?」
「大丈夫だって! サッサとアポ〜鳥の卵、佰っ個持って帰るよ!」
「はあ〜……アポ〜鳥は壱匹で参〜伍個位しか卵産まないんだからね?」
「分かってるよ! それにアポ〜鳥の壱巣、卵壱個は暗黙のル〜ルだからね!」
「参時間後にアポ〜前ポイントで、卵伍つ引き渡しだよね?」
「そうだよ! まず、ダミ〜卵回収しないとね……何列だったっけ? シェフのお願い事に書いて無いかな?」
「A〜F列の中でダミ〜卵回収ってかいてあるよ! G〜Lで卵取るのかな?」
「様子を見てから決めようよ!」
「効率よく行きたいんだね! 分かったよ! ダミ〜卵回収へGO!」
「わたし達ちは、偵察が任務でしょ?」
「回収は回収班がするんだよ!」
「コロコロ転がして行くんじゃないの?」
「えっ? もしかして…、初めてなのナナナちゃんは?」
「あっちゃ〜……こんなことで、露呈してしまうとは、大チョンボ!」
「わたしの指示に従ってもらうわね?」
「了解! ポテテちゃん! でも……アポ〜鳥の生態は、ポテテちゃんよりわたしの方が詳しいと思うよ! 卵から育てた事あるからね!」
「アッチは野生のアポ〜鳥何よ! 舐めてたら痛い目見るわよ! この傷を見て!」
「……何の傷? 痣だよね? 蒙古斑じゃ無いの? 腰だけど……?」
「蒙古斑何て無いし! 卵を背負おうとした時の事だったわ……中から卵を割ろうとした雛の嘴の、壱撃で飛んだ殻を喰らったのよ! コレはその時の傷よ! 温々した温室育ちにはわからないでしょうけどね! 野生を舐めてたら、絶対痛い目見るわよ!」
「それって……野生とか関係ある……?」
「行くわよ! 温めても孵化しない卵認定で、巣の下に落とされた、ダミ〜卵の数と場所を把握するわよ!」
「はい! 先輩宜しくお願い致します!」
「差し足から行くわよ!」
「はい! 先輩! 差し足了解です!」
「差し足! 何チャラ足! 忍び足!」
ダミ〜卵回収ザウルス號が、アポ〜ポイントへと到着致しました。
「お〜し! 卵ドロ〜ンのセッティング急いで〜……ダミ〜卵の情報が入り次第出発するよ! それまでに仕上げといてね!」
「は〜い! 了解です〜!」




