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20話目。
「サクラさん!サクラさん!」
知らない人の声がする。誰?
目を開けると、そこには白い服を着た人が
私を見て、声をかける。
「サクラさん!大丈夫ですか!?」
ここは、どこだっけ?
身に覚えのない白い天井に、薬品の匂い、
ピンク色のカーテンに硬い枕。
そして、目の前に見える、白い服を着た人。
理解が追いつかず、私は目を覚ました。
白い服を着た女性はすぐさま声をあげる。
「大丈夫ですか?!」
何が起きているんだ?
辺りを見渡す。私の真横にはたくさんの
機械が置いてあり、緑色に光っている。
反対側には窓があり、1面真っ青だ。
よく見ると、ショッピングモールの看板が
少しだけ見える。
ここは、病院なのか?
私はようやく今の状況を理解した。
「今すぐ医者を連れてきますね」
白い服を着た女性、看護師さんはそう言って
カーテンの奥へ消えていく。
私は、ただ、呆然と立ち尽くした。




