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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4ヶ月以上の間、更新されていません。

第一弾【 人食いバクテリアの住む館】〜洗脳の裏に潜む陰謀〜そして、わたしはサバイバーズ.ギルトになった

ここでいう人食いバクテリアとは、周囲の人々を次々に騙し自分は「苦労をした善人」の皮を被り、八十八歳で最期を迎えるまで「かわいいお婆ちゃん」と言われた伯母のこと、陰謀を企てたのはその娘だった
【洗脳という負の連鎖を断ち切る為に、私はこの世に生まれてきた】と思う

私の人生の全ても母の命までも奪い、何とも思わない血も涙もない欲に塗れた この親娘を私は恨むこともできなかった けど、今はそれでいいと思う、恨みは恨みしか生まないからだ

母は生まれながらに病弱で大人しいから、ずっと奴隷扱いにされていたそうで
私を産んでも育てようとも守ろうともせず、お金だけ与えて二階から出てこない母。それでいて自分の理想だけを押し付けて、どうしてか? 殺されることを選んでさっさと死んでしまった
 何も語らずに死んだ母は、通夜の晩、夢の中で私を連れて行こうとした

 父は、女が途切れて寂しくなった時だけ、思い出したように真夜中にふらっと会いに来るだけで母の死んだ事すら知らずに呑気に生きていた
 21歳の頃から二年に一度のペースで子供を作り、離婚と結婚を繰り返し、全ての順番が逆で、本能のままに性欲にまみれ、子供を産み捨てた野良犬以下の輩
 高齢になっても女を転々とし、占いのおばさんに養ってもらっていたみたい、その人も他界し70歳を過ぎたのに、男に捨てられて行き場のない18歳の女の子を酒場で拾い、自分のアパートで同棲をしていたと自慢する馬鹿
 全ての女と子供に見捨てられて、とうとう最後に顔も知らない私に面倒をみて貰おうと居場所を突き止めて訪ねて来たクズ

 ひと回り上の従姉(伯母の娘)は、優しい姉さんだと信じていたのに一番の悪だった
 だらしない自分の母親を嫌い、表面では良い子良い姉を装い、陰で馬鹿な母親を操り私に暴力が及ぶように仕組んでいた
 従姉の企みは大嫌いな母親を私に押し付けて、自分だけ理想の幸せを手に入れることでした
 
 その矢先に突然の交通事故で死んだ、遺言のように言い残した従姉の嘘が私をサバイバーズギルトに仕立てた
伯母は娘の死を悲しむどころか金の話をする始末
 伯母の人生を背負わされたせいで息子にも影響が!大人になった長男は伯母と同じ様に私を暴力で支配しようとした

 どうしようもないクズばかりに囲まれ、生き地獄の50年を生き延びた私が、取り戻した記憶を元に綴る実話です
はじめに
2024/04/25 00:42
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