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4.アリス誕生!…おや?アリスの様子が…

妹誕生!二次元なら妹いる=勝ち組ですね。三次元なら妹は兄をこきつかってきますが。可愛いアリスを表現しました。可愛いですよね?

5歳の時に事件があった。今、ヘキサ母さんは新しい命を宿している。妹か弟かまだわからないけど臨月でもうすぐ生まれそうだ。どんな子が生まれるのかなー可愛いだろうなー転生者だったりしてとかいろんなことを考えている。


ウロウロ、ウロウロ、ウロウロ…。

ガレットパパと二人で部屋の中をウロウロしていた。部屋に入りたいと言ったら邪魔になるから待ってなさいだって。そりゃ二人でウロウロするしかない。落ち着けと椅子に座って、すぐにウロウロして、また座ってを繰り返すこと6時間、オギャアという声が聞こえた。二人目の子供にしては時間がかかったほうだろう。ガレットパパと二人で部屋に向かう。


産婆さんが赤ちゃんを抱っこしている。


『おめでとうございます。女の子ですよ。』


ガレットパパは感極まり赤ちゃんを抱っこして


『ヘキサ、でかした!』


と一言。おお~テンプレだ、と思ったが赤ちゃんを見てニマニマしているガレットパパ。幸せっていいね。女の子だし、俺も妹がいるなんて勝ち組だね。現実見ろ?知るか!


そうそう、もう一つテンプレをしておこう。赤ちゃんに日本語で会話だ。日本語で「お兄ちゃんですよ、ベロベロバァ」としてやった。ふっふっふっ、キョトンとして可愛いなぁ。あれ?驚きすぎじゃない?赤ちゃんってこんなに眼を開くの?驚かせないでよね!『あだ~あばばば~あだ~』とか話しかけてるみたいなのも気のせいだからね!


そんなことをしてるとガレットパパがヘキサ母さんと話している。そして俺に向かって


『この子はアリスだ。お兄ちゃん可愛がってあげるんだぞ。』


可愛いアリスが誕生した。


ーーーーーー


6歳のシャオはこの頃楽しい遊びを見つけている。ハイハイを覚えたアリスがガレットパパの書斎に向かうのだ。それを見つからないように見ている。ハイハイも早い早い。1歳になってない赤ちゃんの速さじゃないだろ。ヘキサ母さんの前ではヨチヨチとハイハイしてるのに。本を取ろうとして届かないから次の日には床に本を置いてやった。本を見て喜んでたけどその後周りをキョロキョロしている。ホッとした顔をして嬉しそうに本を開けたら急にこの世の終わりみたいな顔をしていた。文字が読めないんだよね、わかります。通った道だわ。しかたがないから助け船を出してやろう。


「アリス~アリス~。こんなとこにいたのか。ん、本を読みたいのかい?ならお兄ちゃんが本を読んであげよう。この本は魔法書で難しいからダメだよ。魔王を倒しに行く物語を読んであげるね。」


さりげなく魔法書を宣伝しておく。ジーっと魔法書を見て読みたそうにしているアリスが可愛い。アリスを膝の上に乗せて絵本を読んでやった。しばらくすると辺りが暗くなってきたので光(ライト)の魔法を使ってやった。サービスだぞ!アリスが憧れているをしている。早く魔法を使いたいだろうな~。




さらに半年後。


アリスがついに盛大なお漏らしをやった。小さな体のどこに入っていたかという量だ。毎日絵本を読んであげた甲斐があったな。

ヘキサ母さんがあらあらとベッドのシーツを変えようとしている。それを見てホッとしているアリス。これはイジメるしかないだろう。


「あれれ~なんかこのオシッコ、水の臭いしかしないよ~」


コ◯ン君ばりのトボケっぷりだ。アリスがぐぬぬぬ~としている。助けてやるか。


「早く片付けてあげないとアリスが風邪引くね。僕も手伝うね。」


難を逃れたアリスの顔が面白い。ニマニマ楽しんでいると


『そういえばシャオもお父さんの書斎を水浸しにしてたわね。あの時はもっと水の量が多かったけど。』


「そんなことあったっけ?小さかったから覚えてないや。」


内心ドキドキです。こら、アリス、喜んでるんじゃない!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


8歳になり、アリスを愛でている毎日だったけど俺自身も成長している。村の外れの誰もいないところで


『ファイアランス!』


炎の槍が飛んでいく。木に当たり衝撃が伝わる。時間差で火が燃え上がらないように水鉄砲で消していく。


『舞え!風刃!』


体の周りに刃が舞い上がる。風が空をかけるとシャオは走り出す。


『ストーンウォール』


階段状に壁を作りかけ上がっていく。階段の上からジャンプしてファイアランスで傷付けた木の上まで行くと


『インパクト!ドライバー!』


両手をつきだして魔力を纏わせるとそのまま木につっこんでいく。ボキホキボキと木が折れていく。そのまま木のそばに着地。


「ふぅ。こんなものかな。」


5歳の頃から比べるとずいぶん魔法も上達した。魔力容量も増え、伝導率も上がったおかげで魔法もイメージする通りに使えている。


1つ問題があるとすれば場所だろう。ラノベの主人公のように身体強化魔法で一瞬で凄い距離を走れるわけではない。この世界の身体強化魔法は瞬間的な力を爆発させる魔法だからだ。1時間ぐらいかけて歩いて村外れまできたので戻らないといけないのが地味に辛い。


帰り道でガイ逹4人と会った。みんな少しずつ成長してガイはもう10歳だ。


『シャオ~。勝負しよう。また私が勝つけどね。』


セナが話しかかけてくる。あくまで剣だけの戦いだが俺はセナに勝てていない。3年前のチャンバラゴッコとは違い、模擬戦と呼べるまで進化していた。それというものの


『ハァー!でや!セイ!とう!やぁ!』


セナが力任せに剣を振ってくる。子供ながらに鋭い剣檄でこちらは防戦一方となる。なんとか剣でガードしているが主導権が握れない。一撃一撃を防ぐのに押し戻されてしまう。向こうも子供の力だがこちらも子供なのだ。受けながらチャンスを待つ。…されど待てどもチャンスが来ず、セナの袈裟斬り、逆袈裟、一回転した後の横凪ぎで受けきれず大きくバランスを崩す。


『参った。降参だ。』


と敗けを認めた。受け流し?パリィ?そんなもん器用にできないよ。一応試したけどできない。力で押される。まだまだだなぁ。


『あんたもまだまだね。大丈夫?ケガを治すからじっとしててね。ヒール!』


セナが近寄って怪我を治してくれる。チャンバラゴッコをしていた時からケガをするときがあって、みんなに回復魔法を教えてあげた。ただしヒールと大袈裟に言っているが擦り傷や青タンを治すだけの簡単な回復魔法だ。魔力で傷口を覆って切り傷を塞いだり、青タンの炎症を押さえるだけの簡単な魔法。これだけでも教えるのは大変だ。みんな魔力の感じ方もわかっていなかったからな。本を持ち出して特訓した。そのおかげでみんな魔力を感じることができるし、魔力伝導率も上げてみんな魔法を使えるようになった。簡単な生活魔法と擦り傷を治すようなヒールだけだけど、これを覚えているかそうでないかでは利便性が格段に違う。しかし8歳前後で魔法が使えるなんて完全に遊びの域を越えている。意図的に俺がみんなを鍛えた。まあ騎士になりたいとチャンバラゴッコしてたから楽しく学んだから気づいてないだろうな。俺一人が強くなっても行動なんて知れている。だからみんなを鍛えることでより大きなことができると考えている。


そんなことを考えていると『何よ、ニヤニヤして気持ち悪いわねぇ』なんて言われた。心外だ!

アリス可愛いですよね?そしてセナさん強すぎです。

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