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龍の傳人―光と闇の羅針盤(青木家サーガ第3作)  作者: 光闇居士


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第二部:龍、奇策を放つ 4. オペレーション・ “金蟬脱殻”

 作戦名は、「金蟬脱殻きんせんだっかく」。

孫子の兵法にある、三十六計の一つ。「蝉が、抜け殻を残して、姿をくらます」という意味で、敵を欺き、本体が安全に脱出する、偽装工作の計略である。

 作戦の骨子は、こうだ。

まず、①偽の「紅」を用意し、②本物の「紅」を、まったく別の場所から、別の人間として、脱出させる。

 この作戦を、成功させるための、鍵となる駒は、四人。

1.李霃帘: 彼女の権力パスを使い、紅が収監されている、上海旧市街の、厳重な警備を誇る「提籃橋刑務所」の、医療施設へ、アクセスする。

2.王麗紅: 彼女の、神業的なマッサージ技術と、医学的な知識を使い、偽の「紅」に、本物の「紅」が患っているのと同じ、病気の症状を、一時的に、作り出す。

3.墨鳴風: 彼の、公安内部の立場を利用し、刑務所の警備システムの、僅かな隙を作り出し、そして、脱出ルートの、安全を確保する。

4.林祖苑: 香港で、脱出後の、紅の、身柄を確保し、彼女を、第三国へ、安全に、亡命させるための、すべての手配を行う。

 そして、この、あまりにも複雑で、危険な、四つの駒を、同時に動かす、チェスのプレイヤーが、青木義成、ただ一人だった。


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