第9話 始まり
教室に戻り学食でご飯を食べていると、校内放送が流れた。
「今から、能力者王を決定してもらいます、トップファイブになるまで戦いたいと思います、この放送が終わると、大会は開始されます、終わるまで校内からは出れません、能力者じゃない方も出てもらうことになりました。
では、皆さん命をかけて戦ってください。」と放送された。シルフィーは
「こ、これは!」と言うと即食堂から出て、1年棟の1階に行き、レイとブルーに会いに行った。
走っていると、レイが見えた、シルフィーは大声で
「レイ!さっきの放送聞きました!」と聞くと、レイは
「まさか、本当になるとはな、親父」と言った。シルフィーは
「とりあえず、ここで話してもキリないので、ゼンフェルさん、ブルー、ミィを連れてきて話さそう。今後について」と言った、すると後ろから
「確かにやばい事になっているな」と後ろから声がした、シルフィーが後ろを見ると、そこにはブルー、ミィ、ゼンフェルが居た、ゼンフェルは
「シルフィー、これは想像よりやばそうだな、何人かで別れて、別行動するか?」と聞いた、シルフィーは難しい顔で
「それができるかどうかだ、この高校はまぁまぁでかい、この範囲内を別行動となると、もし大量の人に襲われて逃げても、でかいから逃げ切れない。それが1番の問題なんだ」と言った、ゼンフェルは
「なら校長室にそのまま向かえばいいじゃないか?」と聞いた、シルフィーは
「うーん」と言った後、この高校の地図を広げた。
そしてシルフィーは
「今僕達がいるのはここ、で校長室がここ」と、シルフィーが指を使い言った、そしてシルフィーは
「ここから校長室に向かうまでには20分はかかる、そこに何人の人と出会うかが、後校長室は守られているはずだ、絶対」と言うとレイは
「誰が安全で行くと言った。」と言った。ゼンフェルは
「多少の危険は付き物だろ、これからの戦いは!」と言った、シルフィーは
「そうですね、なら少しでも人通りの少ない場所から通りましょう」と言った、ゼンフェルは
「俺は二手に別れて、行けば良いと思うぜ」と言った、シルフィーは
「う〜ん、じゃあ1年棟と2年棟を繋ぐところで別行動にしましょう、そこからA班はそのまま校長室に向かう、B班はA班の校長室前の情報を聞き、行動を取る、っていうプランでどうでしょう」と聞いた、みんな
「いいぜ」などの声だった、シルフィーは
「じゃあ時間はありません、さっさと班を決めましょう、A班は僕とミィ、ゼンフェル、B班はブルーとレイでやりましょう」と言った。
校長はパソコンを見ていた。