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28.接触

28.接触


 森山が車から降りたのを見て美紀が慌てて後を追おうとした。黒木はそれを制止した。

「早まったことはしない方がいいですよ」

「そんなことを言っている間に何かあったらどうするのよ。大丈夫。遠くから様子を見ているだけだから。何かあったらすぐに呼ぶから」

 そう言った時には既に美紀は車から外に出ていた。


 森山は木下から指定された旅行用品売り場に来た。

「なるほど」

 そこには森山が持参してきたバッグと同じものが売られていた。そこへ間もなく木下がやって来た。木下は森山のバッグを受け取ると何事もなかったように去っていった。森山は売り場にある同じバッグを手に取った。


 車の中で待機していた黒木のところに巡査がやって来た。

「高木刑事ですか?」

 そう言って車の中を覗き込んだ。県警から連絡を受けて近所の駐在所からやって来たらしい。

「今、木下と森山社長が中にいる…。あっ!」

 黒木が巡査と話している最中に木下が出てきた。木下はタクシー乗り場に停車していたタクシーに乗り込んだ。

「まずい!」

 まだ美紀が中にいる。このまま木の下を追うわけにもいかず、黒木は焦った。

「私が追います」

 そう言って巡査が助手席側から車に乗り込んできた。

「頼む」

 そう言って黒木は車から降りて運転席を譲った。巡査は黒木の車で木下を追った。黒木は美紀と森山の様子を見にホームセンターの中へ入っていった。


 森山がバッグを購入して店を出ようとした時、美紀に声を掛けられた。

「森山社長!」

「あんたは探偵事務所の…。どうしてこんなところに?」

「木下はどこです?」

「木下? そんな奴は知らん」

 そこへ高木も合流した。




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