アレクの設計図
「まぁ…ええわ。
王家の子が来た言う事は、アレが目的なんやろ?」
「アレ、とは?」
「サンドラの発明品や。世界を覆す危険な発明品とかあるからって俺は此処を守らされてた。
でも、アンタならそれを見せても大丈夫そや。
セティ君言ったね?案内したる」
そう言うとヴァージルはふらつきながらも立ち上がり案内してくれた。
「此処のセキュリティは虹彩センサーや。俺かアレク様しか突破できない」
ヴァージルが小さな機械を覗き込むと扉が開く。何度もそう言う事を繰り返しやっとたどり着いたのは様々な機械が並び、棚にびっしりと摘まれた書類がある部屋だった。
「これは…」
「全部アレク様が5歳の時から書いてた設計図や発明品やね。メルエンに処分される前に此処に移したんやわ」
私は棚に寄る。兵器と書かれた棚にある設計図を取ると…そこには恐ろしい物が書かれていた。
「?!世界を滅ぼす兵器?!」
宇宙に機械を打ち上げ、そこから標準を合わせて攻撃出来る兵器の設計図が書かれていた。
「思いついたのは全部書いたって言ってたわ。そういのもあるやろうな。
必要ない思ったら処分してくれて構わんよ。そうサンドラも言うてた」
「…そうさせてもらう」
こんなもの、この世にあってはならない。私はそういった設計図を集め、燃やす。
「叔父上はこんなに恐ろしい物を…」
「恐ろしい物ばかりじゃない。こっちを見てみい」
その棚に行くと医学と書かれていた。
「…これは!!」
兄の首についていた生命維持装置の設計図。
他にも見てみると…人体の構造が書かれていたり、体内を音波によって調べる事の出来る発明品が書かれていた。




