娘を傷物にした対価
メイホウの泊まる部屋に案内されるとまた例の光を浴びせられた。
「いいねぇ!世界一の美女と美男子が並ぶと絵になる!」
また紙をヒラヒラとしながらメイホウはホッホッホッと奇妙な笑い声を上げた。
「その…メイホウ殿、実は…」
「んー?昨日はお楽しみだったのかな?ずいぶん毛ヅヤがいい」
「はぁ…まぁ…」
「結構結構!ワシからのお誕生日プレゼントじゃ!でも義理の息子が第二王子とは!こりゃめでたいもんだ!」
メイホウの変なテンションに調子を崩され、困っているとイヴが咳ばらいをしてメイホウに
「まだ結婚してませんわお父様。赤ちゃんが出来ているかも分かりません」
と言ってくれた。
「することはしたんじゃな!本当にめでたい!
そうそう。これを一週間後に尿にあてれば子が出来たか分かるぞ」
変わった棒を手渡されるイヴ。
「それは?」
「妊娠検査薬ですわ。赤ちゃんが出来ているか、行為をしてから一週間後におしっこをかければ色が変わって分かるの」
イヴでも知っているのにと…自分の無知さが少し情けない気がした。
「で、王子様。ワシの養女とはいえ娘を傷物にしたのだからそれ相応の対価は払ってもらえるんでしょうな?」
「え?」
まさかそうは言われると思わず聞き返してしまった。
「お金…ですか?」
「金は要らない!王子様の何か大切な物をもらうとしようかな。んー…何か差し出せる大切な物はあるかねぇ?」




