表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/96

ジタンの木と薬の事

(兄上は飲んだのに病気が治らなかった…むしろ悪化したようにさえ思える)


不老不死の薬ではない。病気や怪我で死んでしまう事もあるのだ。


(国民全員が飲めれば最高なのだがな…)


この薬があるのは本当に此処灰猫宮殿の王の自室の庭のみ。ジタンの木という木になる実からしか作れない薬なのだ。


そしてこの薬を莫大な金で買いに来るのが白獅子王とその家族、そして黒豹王だ。


(自分に子供が出来たら機械いじりやジタンの木の量産をさせたい。国民が豊かに暮らせるようにしたい)


今は私利私欲の事だけを考える父王の時代だが、私か兄上が王になったら時代を変えて見せる。


「さぁ、寝るか」


ベッドに寝転ぶとふと兄の匂いがした。いつも待っていてくれて、私が遅いと私のベッドで眠って待つ兄。


(兄上…)


バニラミントの香りがする香水を使っている兄上の匂いを吸い込みながら、私は眠る事にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ