アヤとエレナの四部お知らせ
(マイクがオンになる低いノイズ。カサカサと紙をめくる音)
A:「おい、またなのか?」
E:「……そうですわね」
(※カンペ:「始まってますよお二人! 笑顔で!」)
A:「あー……始まってるらしいな。コホン。……アヤと」
E:「エレナの」
A&E:「「転生したら美少女冒険者に! 出張版ラジオ風味!2」」
A:「なあこれ、最初の入り前回と同じで手抜きじゃないのか?」
E:「番外編ですので、作者さん的には“わたくしたちの掛け合いを楽しんでもらえれば”ということらしいですわ」
A:「その割に番外編、三本しか無いじゃねえか」
E:「本当はわたくしの僧侶としてのお話や、炎の部族の話、カインさんのお話も考えていたそうなのですが……」
A:「どうした?」
E:「そんなことをしていたら、四部が書けないだろう、とのことですわ」
(アヤ、椅子の背もたれに深く寄りかかる)
A:「まあ、あの作者書き溜めしないからな。その日に書いてその日に出す。下手に溜めると逆に止まるタイプだ」
E:「ですが、毎日お話を考えているのですから、少しお休みしてもよろしいのでは?」
A:「休むとそのまま止まりかねないって思ってるんだろ。ここまで書いてきたしな。それに――単純に好きなんだろうよ、物語を書くのが」
(アヤが豪快にエール酒をあおる音。エレナが静かに紅茶を啜る)
A:「ぷはっ……まあ、楽しんでるならそれでいいか」
E:「それで、今回のラジオ風味はどうしてなのでしょう?」
A:「22日だけ休みを取って、23日から四部再開らしい。その前のワンクッションってとこだな」
E:「約一週間の準備期間でしたわね」
A:「……準備、なあ」
E:「どうかなさいましたの?」
A:「結局、大まかな枠組みすら固まってないらしい」
E:「まさか……今回も、ですの?」
A:「ああ、行き当たりばったりだ。俺たちもどうなるか分からん。ただ、最初の問題だけは決まってるらしいな」
E:「それで四十五万文字書いてきているのですから、何も言えませんわね」
A:「下手なりに三部完結させてる実績はあるしな」
E:「そういえばシビさん、ご存じですか?」
A:「何がだ?」
E:「この“魔物の紋章編”、当初は三部作の予定だったそうですわ」
A:「ああ、導入・発見・完結で一つにまとめるつもりだったんだろ」
E:「はい。本来は紋章編が終わってから、船でアヴァリスに向かう予定だったそうです」
A:「まあ、いろんな場所に行けるのは楽しいからいいけどな。それに――エレナと一緒だし」
E:「え……?」
(お互い、わずかに視線を逸らす)
(※カンペ:『巻きで! そろそろ締めて!』)
A:「おっと、来たな。じゃあ最後にお知らせ、頼む」
E:「はい。いよいよ23日、月曜日から四部がスタートいたします。これからも手を取り合って進んでいきますので、どうか見守ってくださいませ」
A:「ここまで読んでくれてありがとな! 次は魔法王国アヴァリス編だ。どんな国なのか、楽しみだよな」
E:「ええ。他の国とはまた違った雰囲気になるかと思いますわ。それと――」
A:「ん?」
E:「他の作品も、どうぞよろしくお願いいたします」
A:「ちゃっかり宣伝も入れてくるな……これ、予告になってるのか?」
E:「ほとんど雑談でしたわね。でも、お知らせはできましたので」
A:「……まあ、いいか!」
A&E:「「それでは、これからもよろしくお願いします!」」
A:「四部も突き進むぞ!」
E:「よろしくお願いいたします」
(マイクのスイッチが切れる音。遠ざかる足音と、かすかな笑い声)
懲りずにやってみました。
3/22は一日お休み。
3/23から四部スタートです。
魔法大国アヴァリス編、よろしくね。
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