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いきなり音楽教室  作者: marron
発表会編
168/200

18、場所取り



初めのころは、我が家のレッスン室と居間の間の扉を開けて、開放した状態で発表会を行った。

数年後から、近所の公民館の音楽室を借りて発表会をするようになった。


そこは市民ならば格安で借りられて、グランドピアノがあって、体育館くらいの広さがある部屋だった。

良い物件だった。


ただし、市民ならだれでも使えるということで、人気もあった。

3か月前の月初めに使用申請をして、使用希望者が多い場合は抽選となった。

とくに、土日は人気がある。時間帯も午前中より、夕方は人気がある。

さて、どうしたものか・・・

いつも生徒さんがレッスンに来るのは、平日の夕方。

じゃあ、平日の夕方にやってしまおう!ということで、平日決定。

他の習い事をしている生徒さんとお母さんたちと調整して、発表会の日を決めて、申請に行ったら、さすがに平日だったため、抽選なしで借りられた。

やっぱり、希望を聞いておくとスムーズに決まる。



会場設営、パイプイス出しなど、生徒さんと保護者の方たちで協力して行った。特にお父さんの張り切りはすごかった。設営のプロ?みたいな方もいらっしゃった。


手作り感満載の発表会だった。

それでも、初めの年は観客がお母さんだけだったのが、次の年には祖父母も、さらに次の年にはお友だちも聞きに来るなど、年々華やかになっていった。


生徒さんにとっても、弾けるようになっていくと、聞いてくれる人も増えて、良かったように思う。



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