表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いきなり音楽教室  作者: marron
発表会編
167/200

17、発表会の場所選び



発表会をやることにしたのは良いけれど、さて、どこでやるか。

以前住んでいたところには、とても音響の良い大きなホールがあった。近隣の他のピアノ教室では、そこで発表会をするお教室もあった。


しかし、当時ウチにいた生徒さんはほぼ幼稚園児。

小学生がチラホラ。

これじゃ、できん。


もっと小ぢんまりと、質素な感じで良いんだ。

単なる“発表”の会で良いんだ。

つまり、今練習しているものを、お母さんに聞いてもらうだけで良い、と思う。

わざわざホールなどで広く発表しなくても、いつも送り出してくださるお母さんに、今、こんなのを弾いていますよ、とか、こんなに弾けるようになりましたよ、と知ってもらえば十分だ。

と、思うのだけど、そんな小さなホールはなかなかない。


ということで、苦肉の策。

ウチでやる。


「場所は先生のうちです!」

「わーい!やるやるー!」

発表会をやると言ったら「えー」と嫌がった子たちが、なぜか「ウチでやる」と言ったら喜んだ。

どうしてなのか、いまだに分からない。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ