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いきなり音楽教室  作者: marron
発表会編
154/200

4、私の発表会・ピアノでピアノ



私は小6でピアノを習い始めて、その半年後に強制的に発表会に出ることになった。

習い始めて半年で、何が弾けるというのか・・・


大したものは弾けないが、なんとか両手で弾ける曲を先生が選んでくれた。

まあ、そんなものか。

他の小6はもっとすごいのをガンガン弾いているけれど、仕方がない。

難易度は低いけれど、きちんと弾けばそれなりに聞こえるだろう、と思い、家のオルガンでかなり練習した。

だけど、ピアノとオルガンは違う。

家ではちゃんと弾けていても、お稽古に行ってピアノを弾くと、鍵盤が重い。

16分音符の速いアルペジオで非常に苦労した。



発表会前にそれだけ苦労したのに、発表会ではホールにあるグランドピアノを使用する。


実はグランドピアノと言っても、サイズがあり、自宅練習用の小さいサイズからコンサート用の大きいサイズのものまである。

一番大きいのはフルコンサートグランドピアノ(フルコン)というサイズで、6畳間に置くと、ふすまが閉められないサイズである。(なぜ知っているかというと、友人がそういうピアニストで、狭いアパートにフルコンサイズのグランドピアノを置いて、その下で寝ているのを見ているから)


その大きいサイズのピアノは、普段オルガンで練習をしている私には非常に重たく感じられた。


初めての発表会は「ピアノにはサイズが色々あって、大きいピアノは鍵盤が重い」ということを知った発表会であった。




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