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いきなり音楽教室  作者: marron
合唱編
149/200

24、合唱の伴奏



私は、合唱団に所属しているわけではないのだけれど、時々伴奏を頼まれる。


実は、合唱の伴奏はかなり自由度が高い。

クラシック音楽の端くれであるが、あくまでも“合唱”がメインであって、伴奏は歌の助けになっていれば良くて、少しくらいアレンジしても怒られない。

いやむしろ、ちょっとアレンジして華やかに弾いたりすると喜ばれる。


ということで、私の伴奏を気に入ってくれている指揮者がいて、何かっていうと呼んでくれる。

そしてその指揮者は、自由な方で、

指揮台の上で大人しく指揮棒を振るような人じゃない。


コンサートで手拍子が来たり、全体的にノってくると、すーぐどこかへ行ってしまう。

合唱団の周りをくるくる回ったり、舞台から降りて観客席にまで行くこともある。

伴奏が自由なら、指揮者も自由だ。


しか~し、ノっている指揮者は時々、テンポを変える。

変えてるのに、指揮が見えない。

観客席の方は暗いので、伴奏を弾いている私からはほとんどどこにいるのか分からない。

頼むから、おとなしく指揮台の上にいてくれ、と望んでいる。



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