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いきなり音楽教室  作者: marron
合唱編
147/200

22、合唱エキストラ



仕事のひとつで、合唱のエキストラをすることがある。

アマチュアの合唱団などの手伝いである。

合唱団員は全10回の練習をこなすけれど、エキストラ(略してトラ)は、最後の3,4回しか練習しないことも多い。緊急だとゲネプロしか練習がない時もある。

かなり厳しい。

それでも、全部覚えて歌えるのがプロなのだけど。


よく呼ばれるのが、第九やメサイア。

この二つは、日本全国どこでも演奏されているし、人気がある。

そして、音域が高い。

アマチュアの合唱団、特に少しばかりお年を召しているとその高い声は出せないのだ。


第九は別名「歓喜の歌」と言われているが、高い声を絞り出すオバ様方が歌うと、ほとんど「狂気の歌」である。

声だけでもすごいのに、顔がまた・・・

おっと、失礼。


ソプラノもアルトもいつでも歌えるのだけど、第九もメサイアも、ソロでも歌えるため、時々気を抜くと、ソロを歌いそうになってしまう。

というか、実際一度やっちまったことがある。


なんというか、色んな意味でトラは緊張する。



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