1、合唱とは
ここから合唱編となります。
子ども時代の合唱との関わり、また声楽家として、伴奏者としての視点からも書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
声楽家は「合唱」はあまりやらない。
とはいえ、全くなくもない。
よくあるのは、プロのオーケストラ演目での合唱や、オペラの“その他大勢”である。
アマチュアの合唱団には少しばかり難しいものを、プロの独唱者としては少しばかり足りない感じの人が歌う。
つまり、私のような三流声楽家には、よくある仕事でもある。
合唱と言うのは、大勢で歌うので、自分の声が突出してはいけない。
声を揃え、息を揃えて歌わなければならないので、声楽家には苦手なヒトもいる。
実は私も少し苦手である。
自分ではそんなつもりはないのに、声が馴染まないことがある。
そういう時は、なんと!口パクである。
みんなと合わせて歌わなければならないのに、合わないのならば、そこは声を出さない。
これも「合わせる」という技術である。
--- ---
と書いてから心配になった。
口パクは、どうしても声の合わないところだけであって、普通には歌っています!
大丈夫です。仕事してます!




