表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いきなり音楽教室  作者: marron
再びお教室編
124/200

24、指は無事か!?




時々、生徒さんはピアノを弾けないことがある。

それはなぜかというと、怪我をするから。


ウチに来ている子は男の子が多く、いつも誰かしら怪我をしている。しかも、ピアノが弾けないような怪我。

よくあるのは、深爪。切る時に気を付けていても、大人でもやることはある。深爪をした指はかなり痛くて、ピアノは弾けない。

ちなみに、指先に絆創膏を貼っていると、滑って弾きにくい。それに、どういうわけか、あのベタベタが鍵盤についてしまって、黒くなってしまう。ので、お勧めしない。


あと、子どもはわりとイボができる。指先にできてしまうと、ピアノを弾くのは痛いらしい。皮膚科に行って治療しなければならない。


それから、時々あるのが骨折。

ガッチリ固めたギプスの上に包帯をぐるぐるに巻いてくることがある。それはもう、誇らしげである。

って、おい!

ピアノに来るのに、ギプスして喜ぶな!



深爪だろうがギプスだろうが、レッスンはお休みにはならない。

なぜなら、右手がだめなら、左手で弾けば良いじゃないの!

ということで、右手を痛めている場合は左手強化月間となる。

実はそれはかなりキツイので、子どもたちは一度それを経験すると、多少痛くても両手で弾くほうを選ぶようになる。


怪我などしないほうがいいのだけれど、まあ、経験なので、一度くらいは片手強化月間を体験するのも良いものである。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ