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いきなり音楽教室  作者: marron
再びお教室編
122/200

22、冷たい手

季節感真逆ですみません。冬の話です。



真冬になると、手がかじかむ。

自転車で来る子が多く、ウチに着いた時はもうグーパーもできないほどに冷え切っていることもある。

女の子はそれが激しい。

「冷たくて、指が動かない~」

という生徒さんの指は氷のよう。

さて、どうしたものだろうか。


お教室によっては、洗面器にお湯を用意しているところもあるらしい。

だけど、ウチのお教室は狭くて無理。

レンジでチンする湯たんぽみたいなのを置いておいたこともあるけれど、すぐに冷えてしまうし、そんなに手が温まらない。

ストーブもないし(エアコンだから)、自力で擦って温めてもらうほかない。


ところが!

男子は、冬でも手が温かい。ホカホカ。

さらに、足も温かい。

どうして!?

わざわざ靴下を脱いで、触れと言ってくる。(そしてレッスン中、素足)


ずっと室内にいた私よりも、寒い外から来た男の子のほうが、明らかに手も足も温かい。

場合によっては

「せんせーのお手手、つめたいね」

などといって、温めてくれる子までいる。

ありがとう、ありがとう。


とはいえ、数人は女子もいるからなぁ。

今年の冬はどうしようか。



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