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70話 VSベルゼガス


 結界魔法は名前の通り結界を作る。今使ったのは物質を通過できなくするものだ。

 前に雨女がソフィアとギンローに使ったものに似ている。ただし、俺たちにかけたのではない。礼拝堂の端から端にバリアを張った形だ。

 これによって敵側の侵攻を一時的にだけど止まることができた。


「あの数だし長くは持たない。この間に一時避難するか?」


「あの数が外に出たら、被害が増すと思うわ。ここで抑えられないかしら」


 オリーヌの意見はもっともだ。まずは数を一気に減らして戦いやすくしたい。結界が切れた瞬間、俺が高威力の魔法を放つことにする。その後、三人に付与魔法をかける。


 ギンローたちには背後に下がってもらう。


『ガンバレー』


 はいよー。ギンローの応援も力に加わる気がするから不思議だ。元信者たちの暴力によって結果が壊されたと同時、俺は風魔法を発動した。

 無数の風の刃を吹き飛ばす。切断機能のある部分は五、六十センチ程度だが数が百を超える。

 風刀乱舞という風魔法の上位魔法だ。その威力たるや目を瞠るものがあって術者の俺も結構驚く。黒い肢体がバラバラになってボタボタ地面に落ちる。


 七、八割は減ったな。ソフィアが拍手しながら歓喜する。


「先生、やりましたね! 一気に戦況が変わりました」


「ああ。でもまだ結構残っている。もう一発やるかね」


「いえ、後は私たちに任せてください。そうじゃないときた意味がありませんから」


 オリーヌとギンローも頷く。覚醒の続く内に、さっさとベルゼガスと決着をつけたい。そんな俺の考えをくみ取ってくれたのだ。


「いいのか、オリーヌ?」


「ええ、貴方になら任せられるわ」


 友人の仇としてずっと恨んできた相手だ。自分の手で葬りたい願望は絶対にあるはず。

 それを抑えてでも譲ってくれるのなら、期待には応えないと。


 フリーPもまだまだ残っているので、三人にリフレクトという反射壁をかける。

 防御型の魔法で、弱い魔法や付与魔法を一度だけ跳ね返すことが可能だ。威力が強すぎると意味をなさないので過信は禁物だけどね。


 結界を壊す際、翼の生えたやつがファイアアローを撃っていた。無駄にはならないだろう。

 一回200Pで三回。仲間なのでこのくらい使っても全然惜しくはない。


 準備が終わると、俺は残党を無視して転移する。出現場所は当然、ベルゼガスの近くだ。


「ひっ。べ、ベルゼガス様……」


「お助けを、こいつは我々を狙っております!」


 ジスタードとカルトルが自分たちが狙われていると勘違いしている。眼中になかったが段々腹が立っている自分に気がつく。

 信者の命を道具扱いするくせに、自分だけは助かりたいのか。こういう小賢しい小物が一番嫌悪感を誘うな。


 そしてベルゼガス。こいつは対照的に余裕ありすぎる。結界魔法だってこいつが参加すればすぐに破壊できただろう。


 でも自分は一切動かなかった。そもそも結界を壊す必要もないのかもな。

 俺はもう一度転移を使う。不敵に微笑むやつの背後を取った。

 がら空きの背中に剣を入れてやろうと思った刹那、その姿が消失する。


「くく。それは自分だけの特権だと自惚れてはおらぬか?」


 逆に背後を取られた。が、それは予想内だったりするので、俺は横っ飛びでその位置から離れる。

 別に驚きはしない。昨日、少女を奪われたときの能力の正体を知りたかった。


 たとえばフリースキルだと、自分が転移する以外に他の物質を転移させるものがある。

 そちらの可能性も考えたし、はたまた別の能力かもと。

 ベルゼガスには必死さが見えない。俺を本気で攻撃する気がないのだ。


「途中から本気を出して手遅れになっても知らないぞ」


「ここは雑多でやる気がおきぬ。屋根上にこい」


 そう告げるとベルゼガスは消える。追って上に転移した途端、攻撃されても嫌だな。

 俺は一度横方向、建物の外に転移する。

 そこから見上げて敵の姿を確認、少し離れた位置に移動した。


「用心深い男じゃ。だがそれは抜け目のない証拠でもある。儂にたてつくのじゃ。そうでなくてはなぁ」


 にたり、と月明かりをバックに歪んだ笑みを浮かべた。悪意に満ちていてこれぞ悪魔と主張するかのようだ。

 屋根は傾斜がかなり緩く、足場は地面とそれほど変わらない。広いので足を踏み外す心配もない。


 俺はダッシュする。腕を組んで佇むベルゼガスに斬り込むために。


「ガァー、ガァアア」


 上空から届く鳴き声はカラスにしては低音で太い。

 前方を警戒しつつ上を確認すると、以前見たワイバーンが急速に下降してくる。


 逃げるより反撃を選択する。斬撃波を撃つ。開かれた足が切断されると、ワイバーンは体勢を崩して屋根に墜落。勢い余って屋根からはみ出して下に落ちた。


 俺は追う。屋根から飛び降り、暴れているワイバーンの頭に剣を突き刺した。


「竜とはいえ、最弱だとこんなものか」


 オリーヌに教えてもらった話だと、地域によっては竜種に入れないところもあるようだ。

 俺が屋根に戻ったら、さすがに高慢な腕組みは解いていた。


「屋根に移動させたのはワイバーンに襲わせるためね。もしかして自分では戦えないタイプなのか?」


「大好きじゃ。そういった生意気な人間が命乞いをする姿。絶望に沈んだ瞳をするとき、儂はこの世の悦びを知る。あとは他の悪魔八獄にコレクションを自慢できたときかの」


「悪魔がクズなのは十分知ってるよ。くだらない与太話を楽しんでいるのはお前だけだ」


「そうじゃろう。儂が楽しいことは人間は苦しい。この間の家族の話を聞いてほしいものじゃ。最後は殺し合わせたのじゃが、それが傑作でな」


 面倒臭い相手だ。自分が絶対的強者という立場に慣れすぎて、挑戦者はすべてオモチャに見えているのだろう。

 せいぜい違いは、オモチャとして面白いかどうか程度しかない。ここをまず崩してやらないとな。

 1000Pを払って、毒手という技を使う。俺の右手首から下が緑色に変色する。一見病気かと勘違いされるほど濃緑である。


 ベルゼガスもすぐに気づき、そこに注目していた。口を開く前に背後に転移して、殴りかかる。やつは俺のストレートを手の甲を上手く利用して受け流す。

 さながら武術の達人のごときそれは完璧で、俺の拳は空を切る。が、すでにこの行為が術中にハマっている。


「うぬぅ……手が……」


 異変に焦り、ベルゼガスは後ろに下がる。手がみるみるうちに腐り落ちていく。悪臭が夜風に乗ってこちらまで届く。


 自分で使ってなんだけど、少し不快だな。

 毒手の怖いところは浸食していくことだ。

 手の甲から肘に上っていき、肩まで侵攻した。


「ちっ、人間風情が……少しはやりおる」


 ベルゼガスの残った手が刃の形状になる。それを利用して、肩口から腕を斬り落とした。


 判断は正しい。切り落とすか回復魔法などで浄化しないと毒の腐敗は進み続ける。

 それでも片腕を失ったのは予想外だったらしく、眉間に皺を寄せている。


「ユウトじゃったか。人間の名前など覚えぬ儂じゃが、貴様だけは覚えておいてやる」


「必要ないだろ。お前はここで死ぬんだし」


「フッ。生来の姿になれば、こんな腕などすぐに戻るわい」


 じゃあなって見せろよ、という視線を送っておく。


 ベルゼガスは気合いの声を腹の底から出し、人間の姿から抜け出した。想像していたよりは小さいか。

 とはいえ、三メートル前後はあるし、手も左右二本ずつ存在している。全体的に赤黒く、顔は引き締まっていて意外にもかっこいい路線だ。無造作な銀髪は肌の色とのコントラストで目立つ。


 やっぱり化物だと認識するのは、腹筋のあたりにデカい二つ目の口があること。牙もあるし、あそこからも捕食するのだろう。


 なお、三つ目の口は尻尾の先である。下手したら身長よりも長い尻尾が、縦横無尽に動き回り、俺を品定めするみたいに口をパクパク開く。

 その三つ目から合図もなしに光線が放たれた。

 狙いは顔。転移は間に合わない! ――しゃがむ。髪の毛が何本か焼かれる。間一髪のところで命を繋いだ。


 危なかった。変身直後にやってくるとはな。やはり油断はならないが、今のがあいつ最大のチャンスとなるように動こう。

 フリースキルから迷わず選択したのは2500Pの大技だ。デスフレアよりも高いね。


 光魔法10――ホーリーワールド。


 白に輝く小さな魔方陣が八つ展開され、それらが空に昇っていく。それらが天空で一定の距離を保ちながら円を作ると、そこから強力な白光が発せられる。白の太陽とでもいうべきそれは、明るく町を照らす。


 邪悪な力を弱めるための魔法で、光が届くところでは闇魔法などが著しく弱まる。これは生物本体にも作用する。

 ゲームでは闇属性や悪属性といった敵に抜群の効果を発揮した。まさに、悪魔なんてそれの代表みたいなものだ。

 効果があると俺は確信している。


「ひがあああ! あの魔法を今すぐ、解くのじゃ――!」


 ベルゼガスの尻尾からまた光線が伸びる。狙いは魔方陣であり、着眼点はやはり良い。

 あの魔方陣はダメージを受けると破壊される。実際、今の一発で一つが壊れた。


 威力が弱まっていて、あの破壊力。そこは褒めるべきだろう。


 まぁ、白い太陽は消えないけれど。あれは八個すべてがなくなって効果を失う。しかも一度発動すると消失するまで効果は一定だから、魔方陣が破壊される度に弱まることもない。


「なぜ、消えぬのじゃ……。ならばすべて破壊するまで!」


「それを俺が待つと思っているのか」


 めでたいやつだとも言い加えておく。

 俺は着々とPを貯め、シミュレーションをして、今ここに立つ。余裕こいて遊んでいただけのやつに遅れなんて取らない。


 ホーリーソードを1000Pで使う。元々俺は剣に光属性を宿す技を覚えているけど、これはその強化版で聖なる力が宿る。

 ゾンビドラゴンなど、不死属性の敵の再生や復活を止めることが可能だ。

 白く輝く剣身を見た途端、ベルゼガスが怯え出す。


「なぜじゃ……その技は光の末裔しか使えぬはず……」


 フリースキルとこちらの魔法は結構リンクしている。同じ技を使う者と過去に戦ったのだろう。

 怯えが有効さを示していた。俺は尻尾から撃たれる光線を避けながら距離を詰める。ホーリーワールドの支配下では光線の速度はだいぶ落ちる。

 跳躍して、首を斬りに狙う。


「これじゃから人間は愚か! 罠じゃよ、ひゃはああ!」


 腹の口から黒く長い舌が伸びてきたのだ。


「隠し球持っているのは自分だけ。何百年生きようがそんな浅い考えしか持てないお前が愚かだ」


 高速剣技の格子斬りを使う。本来は速さを誇る上級剣術を極めていかないと覚えられない剣技だ。

 縦横に奔る剣閃が汚い舌をあっという間に細切れにしていく。


 舌はもう使い物にならないだろう、残念だったな。

 着地をして、俺はまたすぐに跳躍する。身長差があるため、腕を斬ろうと思うとこうなる。


「人間ごときが人間ごときが人間ごときがぁ」


 空中では動けまいとばかりに四本腕が挟むように掴みかかる。

 さっき、空中でも対応できるのは見せたはずだけどな。


 今度は速さではなく技術の剣術から技を拝借。

 体を横回転さながら剣を振り回す。 


 イメージ的にはフィギュアスケート選手が四回転などしている状態で、ついでに剣を振っている感じか。


 技術系だけあって狙いも精密だ。


 次々と飛んでいくベルゼガスの腕。それでも本来なら再生するのだろうが、今回は聖の力で封じられている。斬撃波で尻尾も切断しておく。これは再生するだろうが、その前に勝負を決めればいい。


 芋虫状態になったベルゼガスに俺は剣を突きつける。


「腐りきった生命はここで終わらせる」


「一つ、いい話があるのじゃが……」


「お前がこの世界から消え失せる。それよりいい話なら聞いてやってもいいぞ」


 そろそろ覚醒状態も終わりだ。無駄話で効果が切れたら笑えない。こいつもそれが狙いかもな。

 俺は剣を上段に構える。最後に選択するのは力の剣術で覚える剣技だ。


「全てを、やろう。この町の領主の座も、金も、女も。他に望むものがあるのであれば望むが良い。儂がなんとかする」


「なんでもいい、か。……一つ、ほしいものがある」


「おお、なんじゃ!? なんでも言ってみるがよい。儂ならばどんなものでも――」


「――ベルゼガス、お前の命に決まってるだろ!」


 縦一文字斬り。シンプルなのは力の一点を敵にぶつけることに特化しているためだ。


 頭頂部から入った聖の刃は顔を裂き、胸を裂き、腹を裂いていく。

 両断されたベルゼガスが割れた口でなにか呟こうとしたが、弱々しい言葉は風に連れ去れて俺には届かない。


 無残な姿になった敵を見下ろす。一体どれだけの無実の人がこいつに苦しめられたことか。

 自分の家族や友人、恋人にそれが及んだと想像するだけで胸が痛くなる。被害者の辛さは計り知れない。


 でも、少なくともベルゼガスに泣かされる人はもういない。

 今は、それで満足しておこう。


 俺はすぐに建物内に転移した。こちらも状況は結構変化していた。まず、元信者たちがほぼ横たわって動かない。残るはもう一体だけだ。

 対照的に、ギンローたちは元気いっぱいなので安堵する。


 ギンローが化物の左足首を噛みちぎる。反対側のアキレス腱にはソフィアの剣技が炸裂。

 動けなくなった化物に重たい大剣を叩き落とすのはオリーヌだ。


「安らかに眠りなさい、カルトルッ」


 ……カルトル? 化物はあっけなく死んで、この場で呼吸をするのは俺たちパーティと、捕らわれの少女だけとなった。


「お疲れみんな、こっちは終わったぞ」


「本当なの!? ついに、ついにあいつを討ってくれたのね!」


「ああ、間違いなく倒した。ところで、あれはカルトルなのか?」


「先生、私が説明します」


 頭の良いソフィアがわかりやすく教えてくれた。

 化物を一掃して残るはカルトルとジスタードだけになったとき、醜い争いは起きたという。

 追い詰められたジスタードが、カルトルに襲いかかった。カルトルは抵抗したが老体。あっけなく負け、ジスタードが隠し持っていた液体を無理やり飲まされて化物となった。


 ジスタードはこの間に逃げるつもりだったのだろうが算段が外れた。なんと、化物となったカルトルに最初に攻撃されてしまったのだ。

 俺は壁にもたれかかる死体を確認する。顔面はわからん。首から上がついてないからだ。


『アイツ、クワレタヨ~』


「因果応報ってやつかなぁ。まあ、服装でジスタードだとはわかるが」


『アト、ハラデモワカル、ネ!』


「そこが一番わかりやすい!」


 死んでもまるで悲しい気分にならない。人徳のなさが成せる技だよね。


 ここを去る前に、俺はオリーヌを屋根上に連れていった。

 ちゃんと仇の最後を目に入れさせた方が良いと判断したからだ。

 彼女はしばらく死体を睨む。眷属たちは死ぬと消えたけど、ベルゼガスにそんな様子はない。


 ザン――


 すでに破壊されきった肉体に、オリーヌは大剣を叩き入れた。


「こいつの最後、どんなだった?」


「安い誘惑を持ちかけてきたよ。なんでも欲しいものをやる。金も女もこの町もくれるってさ」


「のらないでくれて、ありがとう」


「この世界の半分をやろうって誘惑されても断る自信があるよ」


 ゲームで耐性あるからね。オリーヌは胸に手を当て、今は真っ暗となった夜空を見上げる。

 失った友の名を口にして、仇は討ったと報告した。

 彼女の中の大きな戦いが、終わったのだろう。


 俺はただ黙って闇の中で微かに光る星空を見つめた。


  ◇ ◆ ◇


 さっさと帰りたい気分はあったけれど、ジスタードやカルトルの悪行はちゃんと広めておかないといけない。


 この町にも腐っていない権力者はいる。彼らに真実を伝えた。以前から横暴の限りを尽くすジスタードたちを煙たく思っていた人や組織は想像以上に多かった。


 まさかのベルゼガスとの繋がりにはみんな驚かされたようだが。


 そうそう、ベルゼガスの住まいの一つは教会内。立ち入り禁止の場所に地下への階段があった。

 ベルゼガスは普段、この町で武道教室の師匠として通っていた。

 才能ある人間を早い段階で摘んでいたのかもな。


 ちなみに、俺たちは悪魔退治の英雄になることもできた。

 でも、匿名を希望した。なぜかって? 早く帰りたかったからです……。ちょっとパレードとかする気分じゃなくてさ。


 町を去る際、見送りにきてくれたのはリーバレッドで仲良くなった仲間と、捕らわれた少女冒険者だ。


「私、ユウトさんたちみたいな冒険者になります。強くなります! そしたら、一緒に冒険してもらえますか!?」


「待ってるよ」


『ガンバレヨー』


 仲間を二人も失ったんだ。引退してもおかしくないのに、そこを乗り越えようとしている。

 そのメンタルの強さがあれば強くなれると思う。


「フィラセム帰ってもおれらのこと忘れんなよー」


「遊びいったときはよろしくねー。あと風邪には気をつけなさいよー」


 みんな元気でと告げ、俺たちはホームタウンに足を向ける。馬車に乗り込む際、ソフィアが嬉しそうに俺の肩を叩いてきた。


「先生、あの二人見てください!」


 遠くには多くのカップルがいる。その中でも、特に幸せそうな雰囲気を出している男女がいた。

 女性の方は、一時期ジスタードに無理やり妾にされたカトーシャさん。男性はもちろん旦那さんだ。

 しっかり繋がれた手と微笑み合う顔が、ハッピーエンドの証拠かな。


「元の鞘に戻れたんだな」


「本当に良かったですね! 頑張って戦った甲斐がありましたっ」


「うん、苦労が報われたよな。他の奥さんたちも旦那さんの元に戻っているだろう」


 声はかけないでおく。幸福タイムを邪魔しちゃ悪いしね。

 夫婦の姿もあるべき形に戻ったようだし、俺たちもあるべき場所に帰るとしよう。



いよいよ明日は書籍版『フリースキル』2巻が発売になります! 書籍版には書き下ろしも入ってMFブックスから発売です!

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