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二人と空くん

俺と姉ちゃんは

伊舞さんと和樹さんの再会の一部始終を見て、

…涙を流していた…


「あの二人…強いわね…」

そう言って姉ちゃんは涙を拭いた…


「…うん、そうだね」

俺はそう言って涙を拭いた…

本当に二人は強いと思う。


「彼氏ができない」そう言っていた伊舞さんだが、本当は和樹さんを信じて待っていた…


そして和樹さん…

伊舞さんを思い続けてこの街に帰って来た…


二人は真実を話し、それを受け入れた…


もちろん、空くんのコトも、伊舞さんは受け入れた。

…だが、空くんのコトは謎のまま。


…伊舞さんは多分、空くんに会いに家に来るだろう。


そして和樹さんは

たぶん、空くんのコトもここで話すのだろう…


今わかっているのは空くんは和樹さんと血のつながりが無いということだけ…


「もうすぐ来るわよ」

姉ちゃんはGPSの受信機を見ながらそう言った。



ピンポーン

玄関からチャイムが鳴り、

姉ちゃんがドアを開けた。


しばらくして、伊舞さんと和樹さんが部屋に入って来た。


「こんにちは、えっと…」

和樹さんが言いかける、すると伊舞さんがすぐさまカバーする。


「こんにちは、純君。

空くん居る?」


「居ますよ、呼びましょうか?」


「うん、お願いね」


俺が空くんの名前を隣の部屋に向かって呼ぶと、

姉ちゃんがお茶を持って来た、

空くんとさくらも一緒だ。


「カズ、なんでいるの?」


…空くんがそう言うと、

俺の横に居るさくらが

「やっぱり空くん、私と同じだったよ」

そう俺の耳元で言った。


…俺は何のことか全く分からなかった…


そんなコトがあった後に、

和樹さんは空くんのコトをゆっくりと話し始めた…。


空くんのコトについては次回書きたいと思います。

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