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酸っぱ辛いとかエスニックとか
サクラが牛出汁のフォーにレモンを絞りながら話す。
「私と蒼汰さん、2年後から来たの。たぶん。上手く説明できないんだけど。タイムトラベルって言うよりは2年前に居た場所に戻ったって感じだと思う」
「うん。サクラが今2人同時に存在していないから2年後の記憶を持ったまま、過去に戻って来たってことだろうね。蒼汰くん、いっぱい食べな」
美津さんは火鍋から大盛りの魚介とトッピングのチーズを盛りに盛って取り分けてくれた。和洋中エスニック、3人前とは思えない量のメニューを注文していた。治くんの家に行く予定だったが帰らせないつもりのようだ。
「セオリーだとタイムスリップした場所にヒントがあったりするよね。でも、その場所がなくなっていたんでしょ?他に何か手掛かりがあれば……」
あっという間にフォーを平らげ、サクラは決心したような顔で言った。
「みっちゃん、椿叔父さんどこにいるか知らない?」




