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母さんだった


軽トラに乗りたかったら近所のジィちゃんから借りる、と言って一旦諦めさせた。軽のワンボックスカーでやっと家に向かう。



「このまま麻倉さんの家で良い?」



「あっ、おばあちゃんからマツさんにお礼のお菓子頼まれたので蒼汰さん家におじゃまします」



麻倉さんとはトシ江さんの実家の家主だ。あまり話したことはないが顔見知りだった。ここからウチに向かう途中の道を、左に曲がったところに家がある。



家に着くと、この時間には珍しくバァちゃんが家に居た。


「ただいまぁ」


「あっ、おじゃまします。昨日はありがとうございました」


「おかえり。サクラちゃん、昨日はこっちこそありがとうな。さっきトシ江からも電話あったよ。それでな、蒼汰。オレがオメェの母さんだ」


???


「トシ江から聞いたんだろう」


「え?バァちゃん、何言ってんの。あー……バァちゃんに育ててもらったし、親だと思ってるよ?感謝してる」



話の先が見えず、割と恥ずかしいことを言ってしまった。それよりもボケてしまったのかと心配になった。



「違うんだ、蒼汰。オメェは小さい頃いなくなったオレの本当の息子なんだ」


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