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継承


黙って聞いていたバァちゃんが口を開いた。



「治は鼎造ジイサを尊敬していた。崇拝していた。アンタの身代わりになるつもりだったんだな」



「そうだ。治は自分の寿命が迫っていることを悟り、私のところにきた。代わりになれないか、と。マツは、私のことを見張っていたんだな。蒼汰を連れて行かないように」



8月になるとバァちゃんも治くんも畑に入浸りになっていた。野菜の成長が早いから別段不思議には思っていなかった。僕が行方不明になったあの夏から、ずっと。あの日、きっと僕は。



「思い出したみたいだね。君があの日、契約してくれてから盆が近くなると私は外に出られるようになった。」



身代わりは、僕か。


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