プロローグ
処女作ですので、回りくどい描写が多いかもしれませんが、多めに見てください。
何年も前から書きたかった話でやっとプロットが出来たので、少しずつ書いていきたいと思います。
朝が来た。窓の外はいつもの見慣れた景色。何も変わらない。ただ、今日が大学の卒業式というだけで。
大きく欠伸をして、時計に目を凝らすと時間は7時をとっくに回っていた。
「今日はまだしてねえな。」
俺の名前は荒川聡、22歳のどこにでもいる大学生だ。平凡というか、どちらかというと出来損ないな感じが強い。何度も打ち鳴らされるチャイムを無視して日課を片付ける。日課と言ったら大袈裟に聞こえるかもしれないが、実際はただの掃除だ。しかし、かれにとっては真剣そのものなのである。
「おーい、起きてる?ってか生きてるぅ??」
外では相変わらずチャイムとともに、携帯が鳴り続けている。友人の雅哉だ。いつも早起きで健康なのは良いことだが、こっちが1限が休みでも平気で起こしてくるし、無神経なのは同類の悲しい性なのだろうか。
「昨日のサッカー観た?もう俺すげえ感動したわ。」
外で相変わらず何か言っている。誰も聞いてないだろうし、むしろこれって近所迷惑なんじゃね?と思っていたら、案の定隣の部屋のおっさんか出てきて口論になっているようだ。
しばらくしてから、先に行くわと一言残して言ってしまった。本当にこれって友人なんだろうか。こんな適当でスマンと心の中で謝りながら、支度をすまして玄関の扉を開けた。
最初は主人公の性格が悪く感じるかもしれませんが、気分を害したらすみません。大学卒業時は甘ちゃんですね。




