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夏休みの自由研究  作者: Numerical Creator
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第拾陸話 6.90億年前の地球の様子を教えて

6.90億年前(約6億9000万年前)は、**新原生代のクライオジェニアン氷期の真っ只中**に近い時代です。7.76億年前から約8600万年後で、あなたの年代表ではここから地球史が一気に面白くなります。


### 6.9億年前の地球


最大の特徴は、**地球が非常に寒冷な状態にあったこと**です。


約7.2~6.35億年前には、クライオジェニアン氷期が起きています。


特にこの時期には、


**スターティアン氷期**


と呼ばれる大規模な氷河期が進行していました。


ただし、**6.9億年前の地球全体が完全に凍結していたと断定することはできません**。いわゆる「スノーボールアース(全球凍結)」モデルでは、海洋の大部分まで氷に覆われたと考えられますが、赤道付近の開水域(open water)や薄い氷の領域が残った可能性も議論されています。


### 地球の景色


仮に全球凍結に近い状態だったなら、


* 大陸:雪と氷に覆われる

* 海洋:広範囲が海氷に覆われる

* 赤道:現在の熱帯とは全く違う極寒の世界

* 降水:非常に少ない

* 海洋表面:厚い氷

* 火山:氷の下でも活動を継続


という、現在からは想像しにくい惑星です。


しかし地球内部は活動を続けています。


**「表面は凍っているのに、内部は生きている」**


という状態です。


### 生命はどうなった?


ここが非常に重要です。


**生命は絶滅しませんでした。**


海氷の下には液体の海が残り、そこに微生物が生存していたと考えられます。


また、


* 火山活動域

* 海底熱水噴出孔

* 海氷の割れ目

* 沿岸部や氷の薄い場所


などが生命の避難所になった可能性があります。


つまり6.9億年前は、


> **地球史上最大級の環境ストレスの中で、生命が生き残っていた時代**


です。


### そして、その後が重要


クライオジェニアン氷期が終わるのは約6.35億年前。


そこから地球は急速に温暖化し、


**氷河期終了

海洋・大気環境の大変化

大型多細胞生物の増加

エディアカラ生物群

カンブリア爆発**


という、生命史上の大転換へ向かいます。


---


一言で表すなら、


**6.9億年前=「地球が凍りつき、海の下で生命が耐えていた時代」**


です。

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