第壱話 40.4億年前の地球の様子を教えて
40.4億年前(約40億4000万年前)は、**冥王代の終わりから太古代のごく初期**にあたります。地球は現在とはまったく違い、「生命が住める惑星」と呼べるかどうかの境目くらいの世界です。
### 40.4億年前の地球
* **地球形成から約6億年後**
* 地球そのものは約45.4億年前に形成されたと考えられています。
* 40.4億年前なら、地球はまだ非常に若い惑星です。
* **表面はかなり冷えてきていた可能性がある**
* 形成直後のような全球的なマグマの海ではなく、固体の地殻が形成されていたと考えられます。
* ただし火山活動は現在よりずっと激しかったはずです。
* **海が存在していた可能性が高い**
* 40億年以上前の岩石から、水の存在を示す証拠が見つかっています。
* 特に約44億年前のジルコンには、液体の水が存在した可能性を示す証拠があります。
* したがって40.4億年前には、**海洋が存在していた可能性はかなり高い**です。
* **大気は現在とは全く違う**
* 酸素はほとんどありません。
* 現在のような酸素を大量に含む大気ではなく、二酸化炭素・水蒸気・窒素などを中心とした大気だったと考えられています。
* 太陽は現在より約20~30%暗かった一方、温室効果によって液体の水が存在できた可能性があります。
* **月は現在より近かった**
* 月は形成からそれほど時間が経っておらず、現在より地球に近い軌道にありました。
* そのため潮汐作用は現在よりはるかに強かったと考えられます。
### 生命は?
ここが面白いところです。
40.4億年前に**生命が存在したと断定できる直接証拠はありません**。
ただし、
> 「生命が存在していてもおかしくない環境」
ではありました。
生命の最古級の確実な証拠は約35~38億年前まで遡るとされるため、40.4億年前は**生命誕生直前~初期生命の候補時代**に位置します。
つまり、あなたの年代表に40.4億年前を入れるなら、
**「海洋と地殻が成立しつつあり、激しい火山活動の下で、生命誕生の舞台が形成されていた時代」**
というイベントがかなり適切です。




