初めての宝箱
初めての宝箱
「では女主人公よ」
「そなたの旅路に役に立つ、
アイテムを宝箱に入れてあるぞ受け取りなさい」
(うわぁ出た)
(序盤に受け取る宝箱)
(何だかんだ言って役に立つキーアイテムか)
(本当に旅立たせる気がない中身か)
(流石に私でもコレは慣れてるよ)
(あるあるだからね!)
「ありがとうございます王様」
「世界の崩壊が関わってるのだ」
「この国の2割財産をそなたに託そう」
!?
「まてまてまてまって!」
「に…2割ですか?」
「私に?国の2割?」
「うむ」
「世界の命運を我が国から出すのだからな」
「半端な金額を出したら他国からも批判されるからの」
「可能な限りではこれぐらいしか出せぬ許せ」
「さあ、開けるがよい女主人公よ」
(うわ、思ってたより大変そうだよ!)
(でもそんな高価なモノが宝箱1つに収まるの?)
(どんなモノが入ってるのかな?)
(武器とかマジックアイテム?)
(よし開けるぞ!)
ガチャ
そこには木剣と金貨らしき数枚のコイン
さらに紙の様なモノがあった!
「………え」
「え、王様」
「この国大丈夫ですか?」
「うむ、そなたには酷な話だが」
「事実だ」
「おかしい!」
「え?じゃあそこの兵士さんの装備って
いくらなの?!」
「うむ、基本的な兵士の装備は
金貨1000枚程で統一されてるぞ」
「じぁあなんで!?」
「そこの紙をよく読むといい」
「え?は…はい」
「うわ!?」
『勇者教育証』『身分証明証』『一般住人票』
『特級専属メイド登録証』
『冒険者生活保護金』『毎日のお小遣い』
『冒険者登録証』『国内戦闘認定証』
『国外戦闘認定証』『全国教会特級会員登録証』
『外交認定証』『罪人討伐許定証』
『武具事前登録証』『特級ギルド協会員証』
『世界ダンジョン協会員特別申請登録証』
『特級魔法使用認定証』『全国薬物使用認定証』
『世界ポーション連合使用認定証』
『エルフ協会員特別認定証』
『ドワーフ人権特級例外認定証』
『コビッド協会員認定証』
『獣人洗礼特別認定請』
『精霊契約事前登録証』
『魔族血盟国家特級使命認定証』
『モンスター人権特別任務認定証』
『人外認定証』『一歩エンカ撲滅教団認定証』
『神獣触れ合いコーナー事前登録証』
……………などなどの登録費が記入されてた!
「げ ん じ つ み !」
「酷すぎる!」
「いや、長い長い長い!!」
「しかも私の血縁関係が話をややこしくしてる!?」
「お小遣いも何か入ってるし!」
「でも納得しちゃったよ!」
「そりゃそうだ!」
「冒険するのに無法な訳ないよね!」
「許可は必要だよね!」
「うわああああああああああああああ!」
つづく




