表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/21

取り扱い品目を増やしました。

息抜き回を一回だけ。


今日は信子さま主催の日本料理教室です。

先日のパーティーでお出しした日本料理がとても好評で

騎士団の厨房からぜひ、教えてくれと要望があったのです。

営業3課の女子全員で協力することになりました。

2係の皆さんに調理器具を買い出ししてきてもらって

信子さまが自らこちらの市場を訪ね、食材を買ってきました。

食材を日本からもってきては今後、困りますものね。


「あれ?でも日本の食材にしてそれを卸せば更に商売繁盛ですのに?」


私の発言に周りの視線が集まりました。


信子さまが代表して溜息をつきました。

「和葉ちゃん。しっかりしているのはいいけど、がめついのはだめよ。

そもそもこんな小さい騎士団の食堂でどんなもうけが?工数の方が高いわよ。」


いま、私ががめついと貶されたのですがそれよりの信子さまの発言の方がひどいと思う。


「こちらでも手に入るけど、あちらのモノの方がおいしいっていうのがポイントですよね。」

と、彩菜ちゃん。


あれ、やっぱり私が貶されるのは間違っていると思う。

つめが甘いってこと?


営業3課女子のみなさんの腹ぐ・・ではなくてしっかりしているところが垣間見えました。




「あらら、食材、不足してしまいましたね。こちらのストックを出しますわ。」

さも最初から用意してなんかなかったふうに日本の食材を取り出す信子さま・・・


こちらの食材で作った「巻き寿司」とあちらの食材で作った「巻き寿司」


おなじジャポニカ米ですけど、何かが違うんですよね。


同じく、お好み焼きもでした、



営業3課の取扱い品目に『『米』、『小麦粉』が追加されました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ