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二十三話 【とある転生者の日記より 抜粋:第三頁】

甘みを見失ったまま、また幕間に

◯月◯日


 は? なになに? あり得なくね? 

 いやお前もそうだけどお前の事じゃねーんだわ今日は■■■。 ※本検証とは無関係の個人名のため削除

 

 こっちだわ。ガートルードの方だわ。

 迎えましたよ全キャラエンディング。

 出しましたよ隠しキャラ。

 その上で申し上げます。


 は?


 え? え? え、え、えっええ、え、え? え、ええ、え、え? ※以降同文が数ページに渡り続く為割愛


 はあぁぁああぁあぁああっ?


 あり得なくない?


 なんで? なんで隠しキャラがアル様じゃ無いの⁈ 


 こんなに期待させといて正体が旧敵国の遍歴する元皇子ってなんじゃそりゃぁっ⁈ 

 お前本編ほぼ関わってないだろうがぁっ! 読み飛ばしてたら初めましてだぞ⁈


 あり得ないあり得ないなんなのなんなの? 

 アル様と結婚するその日をずっと夢見てやって来たのに? 

 こんな裏切りある? 

 何の為にあんなにアル様との思い出語りに力入れてたのよ? 

 失恋の絶望感味わわせる為? 


 バカかっ! 


 ゲームなんだからカタルシス用意しとけ! 

 元皇子とか言う今は恐らく無職にこの絶望が払拭でかかるかぁっ! ※原文まま


 やだよ、アル様と結婚したいよ、攻略させてよ、ガートルードを初恋の人と幸せにしてやってよ。

 

 荒れてるよ制作会社さん、こちら界隈めっちゃ荒れてますよ。アルベルトファン結構な数いますからね? 

 脚本家? シナリオライター? 

 誰かが首肯しないらしいけど、そいつの首もいで追加コンテンツでアル様攻略ルート出してよ……

 続編でも別作品でもこの際いいよ? そしたらプレイ用と保存用と観賞用と日記にすら書けない用途用でめっちゃ買うよ?


 要らないんだよ。

 いや読んだんだけどね。

 しかもええ話やって思ったし、アル様はもちろん、存在を式の直前まで知ってもいなかった婚約者フェリシアも可愛いなって思ったよ?


 でもね、要らないんだよ。

 アルベルトとフェリシアの幸せカップルの馴れ初めストーリー限定公開とか、そういうの。そういう事じゃないの、こっち求めてんの。


 しかも幼い頃からの憧れの人で……ってガートルードとおんなじだから。ますます可哀想だよガートルード。主人公なのに。冷遇過ぎない? 

 絡みもないモブのフェリシアは初恋実って甘々街道まっしぐらで、こっちは涙に濡れた泥濘ぬかるみを行くんだから。


 ま、そういうストーリー展開なんですけど、このゲームが。そんで別の人と真実の愛を見つけてって、分かってますけど。

 分かってますけど制作サイド(そっち)がその気なら、こっちはもう勝手にドリームを詰めまくった二次を作り始めますからね⁈ 


 年甲斐もなく、働き始めてから封印していた数々を引っ張り出して、寝る間も自分を磨く間も彼氏に会う間も惜しんで、アル様と幸せになるルート展開させちゃいますからねー!


 一部嘘ついちゃったのは内緒だぞ! 

 なんて日記でも弁解しちゃう辛い。現実が充実してたらゲームキャラにガチ恋してねーよ。

 実際どうなのかは悲しい事に知らんけどな。

 やだ、言及する程悲しいが渋滞する。


 とにかく作るよ私は! 

 理想の展開をするドリームな世界をこの紙の上に! 

 そんで薄い本の大会に出るよ! 

 同志よ! 集え我が夢の下に! 


 はぁー、明日も早いけど書き始めちゃったら止まらない。


 アル様アル様待っててね。

 二次創作と言う名のドリームの中とは言え、ガートルードが貴方の事をフェリシアの下から必ず攻略し返してみせますからね。

 

 次項へ続く

甘いってなんだ。甘いってなんなんだ。

甘みってさ、え、あ、なに?

でも、遠くにほんのりは、浸み出してる、はず。

ただ甘みに乏しい生き方をしてきたが故に砂糖一粒で足りるレベルに味蕾が異常に発達している可能性は否めない

頑張れ! 甘み! 仕事するんだ!

あーふざけたい


いつもお付き合いいただきありがとうございます。


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