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四神復活

聖地獄から出た火神とオロチ丸はその光景に驚愕する。


空は暗雲か覆い雷鳴が轟いている。そして先程まで存在していた6つの岩山は脱出と共に無くなり代わりに中央には地下へと続く大きな穴が発生する。


それはまるで何かの巨大な大口といった感じで不気味さが漂う。


「那岐様………あれに入るんですか?」


「そうだな……行くしかないんじゃないか?」


「………そうですね。まぁ那岐様と一緒なら地獄の果てまで着いていきますよ!」


「地獄か……あながち間違ってないかもな。じゃあ……行くか!」


「はい!」


俺たちはそうして巨大な穴に近づき視認出来ない程深い竪穴に入っていく。


真っ暗な穴では視界が悪く魔法で灯りを灯す。


そして穴に入って数分後……


ゴゴゴゴゴ………という音とともに出口は塞がれるも火神達は地中奥深くまで到達しており気づくこともない。


どんどんと空気が凍るように寒くなっていく。あれからどのくらい地下に潜ったのか。


突然開けた場所に降り立つ。そしてここには松明の炎が無機質な穴の中を取り囲むように照らしていた。


地面に降り立った2人は松明の炎が続く方へと向かって歩く。そこに何が待ち構えているかも知らずに。




──その頃 安倍晴明は──


「くっ……くははははは!やった!やったぞ!遂にやったのだ!」


今までにない程の凶悪な笑みを浮かべ歓喜の声を上げている。


「流石です。晴明様。」と4人の式神が頭を垂れる。


炎の鳥フェニックスを象った朱雀、水龍を象った青龍、巨大な亀を象った玄武、白毛の虎を象った白虎である。


そして……琥珀だった式神達は生命を宿していた。仮初の命では無い正真正銘生まれたばかりの命を。


「私はこの日を待ち侘びていたのだ。遂に……遂に四神を現世へと甦らせる事に成功したのだ!これで私は最強と成れる……」


安倍晴明の高笑いがインヴァースの全世界へと響き渡る。


──時は来たのだ。決戦の時が。

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