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25.まとまらないから寝るしかない。

さてもうすぐ山頂だと思うんだけど…

周りがわりと森すぎて山頂に辿り着いても下が見えなさそうなんだよね。

これは困ったなぁ何て周りに登りがなくなるように歩く。

360度地面が下りなら山の中腹だろうがなんだろうが一応山頂ってことにしといて。

登山経験皆無な俺には難易度が高かったなぁなんて思いながら到着。


山頂からの景色は木、木、木、木。

山が低いせいでびっしり木、300mから500mぐらいだと思うんですが木だらけ。

登る山間違ってんなぁ、なんて考えながら倒れた木の株の上を綺麗に魔法で削って座り込む。

目的は果たせなかったけどまぁ登山の達成感はあるから良いかぁってなっちゃった。

今座ってる株が山頂の木だったんだろうなぁ…とか考えながらポッカリ空いた空間から見える空。

綺麗な白と青、木の葉が風でさわさわ、多少風通しが悪いけどマイナスイオンはなかなかの物。

あの雲、魚みたいとか、あの雲、トカゲだーとか、自然界の不思議を堪能しつつボケーっと。

そのまま茜色になり、時間は流れ、暗闇の中キラキラの星。

今日はこのまま寝ちゃおうかってなって株に頭頂部をむけて大の字ってほど足開かないけど寝転ぶ、暫く星を眺めてウトウト。


気づいたら明るかった。

左半身に違和感を感じながらボケー…、見なくてもわかるよね。

海のなら左右のはず、そして地のなら、こんなにがっちり太ももと脛まで足を綺麗に挟み込むなんて出来ない、身長やら足の長さが足りない。

そして引き寄せたのかなんなのか俺の胸の上でぎゅっと握られてる俺の右手。

正直起き上がれませんよ?、身体強化してるらしくびくともしないし、何より体が痺れてあんまり力が入らない。

色々なとこで血の流れが悪くなってるなぁ…なんて。


まぁでも…正直な話、数百年か数千年かぶりの異性の肉体だもん、抗えない心地よさがあるよね…中身はあれだけど。

俺思うんだぁ…、世界の半分が男で、33%ぐらいづつ嫁オンリーと、遊び人と、どっちもな奴がいて、残りは同性。

この状態を喜ぶのは66%はいるわけよ、極論だけど。

たからね…うん、もう好きにさせます。


とか考えてすやすや。

寝息を聴いてると不思議と眠くなるもので、いつの間にか寝てました。


雲が出てるのか今は真っ暗。

なんかもう左足に感覚ないし、人のことは言えないけどコイツもいつまで寝てんだ?

そういえばと思って自分の身体強化と服の物体強化を解いてみる。

解いてすぐ感じる色々な圧迫感、右手砕けそうなんだけど。

寝息のくすぐったさと柔らかな感触の脇…あと尻の下に違和感。


どうやって起こすのが正解か…考えながら感触を楽しむ、ぶっちゃけデカイのが嫌だってのは、将来的に垂れてシワシワになりそうだからってだけで、それが無さそうなコイツらのは別にいいんじゃないかって、今おもいました、はい、感触に負けてます、夢心地です、天国です。

さて、出来そうなことは右足で蹴るか、声をかけるぐらい、あとは起きるのを待つか。

これさぁ…冷静に考えるとわりと詰んでるんだよね。

しょうがない…放置で、ってまた寝ます。

なんか寝てばっかりだな。

感触にだいぶ汚染されてます。すやすやー。

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