2.生まれる前と生まれてからと
まぁ今は胎内です。オギャーはいつかなぁ…
と言う訳でやって参りました異世界ですよ!もうね。ヤバい…何がヤバいって…狭い。閉所恐怖症になりそう。あとめっちゃ揺れる。意識はっきりでこれはダメだろう…。まぁ既に手足なんかは揃ってるところは助かったけども!早めに生まれたいです。
とそんな状況ですが生まれる前の話でも。
俺はねぇ、日本で42歳までは生きた記憶がある。その後がなぁ…何があったのかなぁ…って感じでわからないけど、結構充実はしてたんじゃないかなぁ。童貞じゃないし。でも結婚してなかったなぁ…。仕事は瓦並べてたなぁ。普通に高校まで出て、仕事して高校時代から覚えてるとこまでで8人と、付き合って、別れて、最後は…?って感じだけど。知識もなぁ…知識チート小説みたいには持ってないし、別にイケメンだったわけじゃないし、ゲーム好きだったし、RPGとかロボとか狩りとか。振り返るとなんかパッとしないなぁ…。そういえば超絶偏食家だったけど…将来不安だなこれ。身長171cm体重54kgだった記憶はあるけど、今回はどこまで伸びるかなぁ?
何て考えてたら寝てました。スゴいよ。タイミングヤバイよ。寝て起きたらなんか眩しいの!あと背中めっちゃ痛い。
「オギャー。オギャー。オギャー。」
「オォォ」「アァァ」「オウオウ」
はい。何しゃべってるか以前に言語がありません。「ウホ」って言わないだけましなのか?いや油断はしない。
とまぁすんなり?なんの問題もなく?生まれて、両親健在らしく(みんな同じに見えて男女の区別以外がわからない)母乳ですくすく育ちまして…でも相変わらずみんな何いってるかわからない。ある程度歳とったら日本語広めようと心に誓いました。
そんなこんなでこのコミュニティと言うのか村というのか…洞窟生活だしコミュニティでいいか…で早いもので10年ぐらい経ちました。四季がねぇ…わかりづらいんですよ。雪降らないし。それと、ちょっと頭のいい人達は俺の容姿に疑問も持ちつつ(毛が少ない)それでも小さい頃から少しずつ広めた日本語で会話が少し出来るようになり、コミュニケーション能力は「オウオウ」時代からは劇的に改善され身振り手振りも少なくなりある程度快適に生活してます。
ただ…気づいたんです。俺はどこから不老が始まるのか。
生まれてからここまでは順調に成長してきたけどいつ成長が止まるのかちょっと不安になりながら更に8年ぐらい経ちまして、近くの水場で顔を観察したり、狩りの仕方をならったり、皆に日本語教え込んだり、どっかから移住してきた別コミュニティの人達が来たり、毛が少ない象みたいな動物(見た目象なのに長い鼻?から舌伸ばすんだよね。アリクイ混じり?)の革と木と蔓植物で小屋建てたり、なんか告白されて断ったり、充実してたなぁ。
ちなみに名前はまだありません。
あと誰もやらないのでまだ魔法には手を出してません。
周りの皆と俺の筋力が大分開きがあるのでもしかしたら無意識に皆は身体強化出来てるのかもしれないけど…ただ単に俺がヒョロイだけな気もするし…んー…難しい。
さて…なんか俺だけ髭生えないしそろそろ1人でどっか旅にでも行こうかな。
「皆、俺旅に出るよ」
「「「どうした突然!」」」
「んー…なんとなく?」
「「「大丈夫なのかそれ!?」」」




