表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキルマイスターの苦悩  作者: 水田万里
7/22

お金の価値は

「どうした?顔色が悪いぞ?疲れているのか?」

心配してくれているバッツには悪いがまるで耳に入らない。

無職が恨めしいと心底思った。


「おい!」

「はいぃ!」

大きめの声に直立してしまった……


「本当にどうしたんだ?さっきまであんなに元気だったじゃないか!?」


「い、いえ大丈夫です。」

「ほら、毛皮の金だ。もう落とすなよ?」

あぁバッツさん笑顔が眩しいっす


銀貨が59枚入っていた


「一枚あたり銀貨が30枚だ、なかなかだ。因みにさっきの1枚は引いといたから返す必要ないぞ。」


貨幣価値がわからん

どうすりゃいいんだよ、と銀貨に目を落とす。


バルストス銀貨


一枚で同銅貨10枚同石貨100枚

同銀貨10枚で同金貨1枚

同金貨100枚で同白金貨1枚


鑑定skillがあってよかったぁ


「あの~、宿屋ってどれくらいで泊まれます?」

「オススメの宿でよければ紹介してやろう。

一泊朝食付きで銀貨5枚だ。」


成る程な……銀貨が1000円か。

ということは毛皮2枚で6万か…旨いな。


ん?「バッツさん!半分はバッツさんの「俺のはもう貰ったよ、なかなか旨かったよあの肉。」


かっこよすぎっすよ……俺もこんな年の取り方したいわ…。ナイスミドル!


「すみません。今はお返し出来るものがなくて必ず恩は返します!」


「その気持ちだけで十分だよ。

だがもし俺が困ったら是非助けてやってくれ」


そう笑いながら「いくぞ。」と宿への道を行くためにギルドを後にする。



宿への道を歩いている途中考えていた。


ギルドに加入するには戦う力がいる。

どのように戦う力を得るか……


levelあげ?イヤイヤイヤあげる前に血祭りにあげられるのが落ちだわ!


せめて武器でも使えたら……武器……剣、槍

棒、弓……あれ?いや…あれどっかで…みた?


「あっ!」


思わす声が出る。


そうだったバッツさんのステータス!


剣術4

槍術3


ここでみたんだ!


「ちょっ!バッツさん!」

「なんだ?!急に大声を出すな!びっくりするだろうがっ!」

「ごご、ごめんなさい!」

「はぁ、で、なんだ?」


「あのバッツさんにお願いが……」

「だからなんだ?」


「実は………………」








宿の隣の小さな空き地、バッツさんと俺の手には

剣が握られている。


「そこら辺で売ってる安物だが当たれば怪我をする、俺が本気で振るえば人なぞ簡単に死ぬ。

それでもか?」


俺と本気で戦ってください。

俺がお願いしたことだが今まさに後悔の真っ最中なわけです。

あの獰猛な笑顔は何を考えているのか全くわからない。

「寸止めですよっ?ぜ、絶対ですよ?」


疑ってるわけではない。

解体の時に分かっている、この世界ではskillというものはかなり重要なファクターをしめている

剣術4 この数字が高いのか低いのか分からないが、解体のときは相当な速度で解体出来たはずだ。ということは、4という数字はMAXに近いものだということは安易に想像できる。


即ち……


「行くぞっ!!!」


ばっっっ!!ぴたっ


失敗はまずない…………多分。


首筋には両刃の剣が当てられ、目の前には本気の殺気を振り撒く、黒い笑みを浮かべた剣鬼と、






無機質な、剣術4を取得しますか?という思惑通りの字があった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ