T.3 〜かくて理想郷は崩れる〜
この現実を受け入には、いくつかのプロセスが
必要だなと感じた。
第一に.........『うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああいあああ
ああああああああアアアアアアアアアアアアアア
アアッッ.................................発狂.......................』
第二........『イヤぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああいあああああああああ
ああアアアアアアアアアアアアアアアアッッ.........
ヒスッた悲劇のヒロインのように発狂.........』
これぐらい狂えば、流石に自分の姿を受け入れら
れるかと思ったけど、そんなことはなかった。
ただ、水溜りにうつるのは...
ひきった笑みを浮かべるトマトだった。
耳やら眉毛やらはなく、限りなくトマトに近い
多分スーパに今すぐ叩き売られても、
きっと誰も気づかないだろう......
かろうじで人だった頃の名残は、
コンプレックスである鋭い目だった。
絶望である。
手足がないのは事故だったからじゃない!
トマトだったのだ...ハッハ〜
自分で言って笑えない
この綺麗な景色と僕がトマトと言うことは............
夢に違いない
なので寝ることにした。
朝起きる。全く変わらない光景だった。
綺麗な青みがかった樹木と槍のように鋭い切っ先
の太陽光が照りつけてをり、
生まれてこのかたずっと都会暮らしの僕には
田舎の山奥のステレオタイプと一致した。
まだ、夢の中としか思えないが......
それでもこの森の中を散策してみようと思った。
体をずんずんと地面につけて、腹ばいをしている
ような感覚で進んでいった。
進む動きと共に、
地面の柔らかな土がほぐれて中に舞う
それが空気を含み大地の香りを放つ...
吸い込むと生きてるて感じがして、とてもじゃないけど夢と思うことなんかできなかった。
ただ、空間が、見える光景は、見える限り永遠に続いていて、夢に違いないと思わせるほどに、美しい。
そんな時後ろから、バキバキと木々の破裂音が聞こえてきた。
その直後に地面にものすごい振動と音が到達して、息ができなくなる。
意識が飛びそうになる。
しかし、不思議と目は冴えていた。
鉤爪がついた棒状の骨にボロボロのハンモックのようなものがこびりついていて、それらが繰り返し繰り返し編まれたこうなるのだろう、
ある種見事なまでの翼を4枚もっていた。
体に比べて、尻尾と頭は大きく長い。
漆黒の爬虫類のような肌をもって金粉がかかったような、マダラな顔は恐ろしく大きな口をあけて
襲ってきた。
黄ばんだ長い牙に、捉えられて意識のあるうちで、2回目の死を迎えた。
主人公はまだ、異世界にいるとわかっていません
踏んだり蹴ったりですが、ガッで乗り切るのです




